テレビマンが証言する石橋貴明の問題行為の数々…活動休止の理由には不可解な点があった

この話については、木下博勝医師が、医療関係者のコミュニティサイトで、医学的見地から疑うような声があったことを紹介していた。

「医師が毎日見るサイト『M3』にこんな書き込みが有りました。

早期食道癌で体調不良の某お笑いタレントが食道癌の(手術)治療のため活動休止を表明しました。半年前から体調不良を感じていて(4ヶ月前のライブでは嗄声なし)、最近検査を受けたら『早期』食道癌だったと……。 例えば持続出血で貧血が進行するくらいなら、とっくに嚥下困難か嗄声を発症していたと思うのですが、もう気管、動脈浸潤や肝肺転移してるのではないでしょうか? 多分、医師であればこの様にツッコミたくなる筈です」

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食道がん公表のタイミングが、性加害疑惑と重なったことに、世間では「仮病説」も飛び交うが、一般的に初期の食道がんは無症状のことも多く、一部の医師に異論があっても、病気を完全否定できる根拠があるわけではない。

しかし、仮に病気が事実だったとしても、性加害疑惑があることには変わらない。前出ディレクターは「それこそ調べ出したら、どれだけ膨大な数のセクハラ事例が指摘されるか分からないぐらいの量になるのでは」とまで言っている。

本人は番組を盛り上げるためにやったと言うかもしれないが、それこそ番組とは無関係にフジテレビの女性社員に対する疑惑もあり、立場を利用した性加害の横行という疑いは残る。いま芸能界の「聖域」が次々と崩れ、ジャニー喜多川、松本人志、中居正広が退場したが、石橋貴明もまた時代の審判に晒されるのか。「バラエティの帝王」もいまやテレビに出すにはリスクが大きすぎる“爆弾”となったようだ。

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