テレビマンが証言する石橋貴明の問題行為の数々…活動休止の理由には不可解な点があった

石橋貴明が番組制作中に見せた問題行為

もし、この被害映像が局に残っていれば証拠になるが、これについては同じ局で働くキャリアの長いプロデューサーに聞いた。

「多くのテレビ局は、だいたい2005年ぐらいから映像素材をハードディスクに取り込んでデジタル編集するのが標準になった。それまでは物理的なテープだから、その古い時代のものは、オンエアされなかったものまでは、なかなか残していないものが多い。その辺は番組ごとにも違うんだけど、オンエアされないものまで残すようになったのはデジタルになってからで、完全に移行したのは15年ぐらい前からでは」

番組は30分番組でも、撮影は2時間以上を撮ることは珍しくない。そのオンエアされなかった部分が、デジタル化以降は山ほど残っているということになる。本当に石橋の問題行動があれば、それが証拠になる可能性はあるだろう。

いま石橋が窮地に立たされているのは、中居正広の性加害問題を調査したフジテレビでの第三者委員会が、調査報告書で「重要な類似事案」とした被害に、石橋のセクハラが認められたことだ。

10年以上前、フジテレビの女性社員が、中居のトラブルにも関わった同じ編成幹部から呼び出され、一軒家のような建物の地下に案内されると「有力な番組出演者」と2人きりにさせられ、さらにズボンと下着を脱いで下半身を見せられ、性加害の危険を感じた女性社員がすぐにそこを脱出したというもの。

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この「出演者」が石橋だったとされるが、石橋は委員会の聴取を拒否したと言われている。しかし、ネット上では、過去の番組出演映像を中心に、石橋が番組内でゲストの女性タレントに抱きついたり、押し倒したり、キスしたりの“セクハラ行為”とも取れる言動が次々と再発掘されている。

細川ふみえの胸に顔をうずめたことや、みちょぱの太ももを触ったことには、「ひどいセクハラ」との批判は前からあった。

石橋の番組制作に携わったことのある別のテレビマンに話を聞いても「石橋さんは気に入った女性タレントがいると、番組内で触れるような流れをスタッフに作らせたこともあった」という話があった。これが事実なら、テレビ局、番組側ぐるみの性犯罪というほかない。

そこに加え、「オンエアされなかった問題行為」があると、その数は膨大になってもおかしくない。こうした疑惑について、石橋本人の弁明を聞いてみたいが、本人はこの問題が持ち上がる直前の4月3日、YouTubeで「昨年秋から体調不良が続き、今年2月に検査を受けたところ早期の食道がんと診断された」と告白。「手術を受け、療養のため芸能活動を一時休止する」と発表した。

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