「暇空茜」を在宅起訴 Colaboへの名誉毀損罪などで 東京地検

「暇空茜」の名前で活動する男性が在宅起訴され、記者会見する一般社団法人「Colabo(コラボ)」代表の仁藤夢乃さん(左から2人目)と弁護士ら=東京都内で2025年4月18日午後1時18分 拡大
「暇空茜」の名前で活動する男性が在宅起訴され、記者会見する一般社団法人「Colabo(コラボ)」代表の仁藤夢乃さん(左から2人目)と弁護士ら=東京都内で2025年4月18日午後1時18分

 若年女性を支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」の名誉を傷つけたなどとして、東京地検は「暇空茜」の名前で活動するユーチューバーの男性を名誉毀損(きそん)罪などで東京地裁に在宅起訴した。3月26日付。

 起訴状によると、男性は2022年9月、コラボについて「10代の女の子をタコ部屋に住まわせて生活保護を受給させ、毎月1人6万5000円ずつ徴収している」などと自身のブログに書き込み、団体の名誉を傷つけたとされる。

 23年12月には、貧困や虐待などに苦しむ子どもの支援をするNPO法人「フローレンス」会長の男性について、「うさんくせーやつ」などと書いて侮辱したとされる。

 コラボ代表の仁藤夢乃さんが18日に東京都内で記者会見し、「抑止につながる厳しい判決を期待する」と話した。一方、男性は3月27日に「一部を捉えられて起訴されたのは納得がいかない」とX(ツイッター)に投稿している。

 仁藤さんは民事でも男性を訴えており、東京高裁は17日、仁藤さん側に対する名誉毀損を認め、男性に計220万円の賠償を命じる判決を言い渡している。

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