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たぶん、プロデューサーは私のことが大好きだ。毎日毎日私のことを可愛いとかずーっと褒めてくれる。それに、落ちこぼれだった私を救ってくれたし、私の家庭事情まで考えていろんな仕事も取ってきてくれるし。本当に私のことをだけを考えてくれているのが嬉しい。当然私もプロデューサーのことは大好き。あんなにしてくれて、好きにならないほうがおかしい。
「プロデューサー?どこですか~?」
今はそんなプロデューサーのことをレッスンのために探している。そんな予定になっていたからだ。先に始めていてもいいけど、やっぱり最初からいた方がプロデューサーも色々把握しやすいだろうから!なーんて建前を並べておきながら結局は長く一緒にいたいだけなのだ。
「~」
「おっ、見っけ……」
プロデューサーと知らないアイドル科の生徒が話していた。それを見て私は、プロデューサーに声をかけずにレッスン室に向かった。