認定こども園みのり幼稚園は4月3日、同園の登降園管理システムへの不正アクセスについて発表した。
これは4月3日午後7時台・8時台に、同園で利用している登降園管理システムのメール機能を通じて、保護者および職員宛に不正な内容のメールが3通送信されたというもの。
メールは午後7時12分に同内容のメールが2通、午後8時57分に1通の計3通で、いずれも英文で内容にビットコインの送金要求や虚偽の爆破予告等が含まれていたという。
職員からの報告を受けて同園では状況確認を行い、警察及びシステム管理会社と連携し対応を進めている。
また警察による現地調査の結果、園内及び周辺に爆発物等の危険物は一切確認されていない。
同園では、メール送信元となったシステムのパスワードを変更し、外部からアクセスを遮断する措置を講じている。
同園ではメールシステムの一時停止を受け、4月3日以降の情報発信については紙面およびホームページ掲載で対応していたが、運用に必要な対策を講じた上で今後のシステム利用に支障がないと判断したため、4月8日から再開を予定する予定。
同園では今後、さらなるセキュリティ強化に努めるとのこと。