トランプ氏、FRB議長は「一刻も早く解任」 利下げ要求
【ワシントン=高見浩輔】トランプ米大統領は17日、自身のSNS投稿で、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長を「一刻も早く解任すべきだ」と批判した。パウエル氏が前日の講演で早期利下げに慎重な姿勢を示したことに反発した。
トランプ氏は「パウエルは欧州中央銀行(ECB)のようにずっと前に利下げをすべきだった。今こそ下げるべきだ」と要求した。「『遅すぎる』FRBのジェローム・パウエルはいつも遅すぎる...
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(更新)- 大塚節雄日本経済新聞社 編集委員・論説委員ひとこと解説
▼「金利は引き下げられるべきだ。まもなく導入される関税と表裏一体の関係にある!」(2/12) ▼「米国の関税が経済のなかに移行(緩和!)し始めるなか、FRBは金利引き下げを行う方がはるかに良いだろう」(3/19) ▼「パウエルが金利を引き下げるには今が絶好のタイミングだ。彼はいつも『遅れて』いるが、今ならそのイメージをすぐに変えることができる」(4/4) 関税を巡る混乱への焦りか、エスカレートするパウエル氏への批判。ついに解任に言及です。折しもトランプ氏による独立行政機関の幹部解雇が連邦最高裁で審理中。判断次第でFRBにも影響が及ぶ懸念もささやかれるだけに、不安が募ります。
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