全国2か所目、公立の日本語学校で入学式…最寄り駅で地域住民が留学生出迎え(宮城・大崎市)
宮城・大崎市に開校した全国で2か所目となる公立の日本語学校で、入学式が10日行われました。
最寄りのJR西古川駅では、地域住民が集まり留学生を温かい拍手とハイタッチで出迎えました。
地域住民
「みんな笑顔でこれから仲良くなりたいなって楽しみです」
この『おおさき日本語学校』に入学したのは、台湾やベトナムインドネシアから来た留学生28人です。
鈴木俊光校長は「皆さんの夢を追いかける姿を全力で応援します」と、エールを送りました。
留学生は、1人ずつ日本語で自己紹介をしました。
自己紹介「私勉強頑張ります。よろしくお願いします」
10日午後からは授業が行われ、勉強に励んでいました。
ベトナムからの留学生
「新しい生活が始まると思うと、ワクワクします」
台湾からの留学生
「花火、花火が好きです」
『おおさき日本語学校』は、宮城県内の人口減少などを背景に、外国人を受け入れて地域活性化を目指す宮城県の考えに大崎市が賛同し、設立されました。
地域住民
「人口も少なくなってきたので、にぎやかになってほしいです」
「何人かでも、ここの地区に残っていただければ」
留学生は、寮で生活しながら1~2年かけて日本語を勉強し、卒業後は半数以上が日本での就職を目指しているということです。