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はい、どーも竜尾です。
やはり本当の終わりは九時五分に投稿せねば……。
どうでしたでしょうか、《仮想世界に棚引く霧》。
通称《仮霧》って呼んでるんですけど……。
まず一言。
長いし遅い(展開が)!
こんな物語を最後まで読んでいただき誠に有難う御座いました!!
自分でもまさかこんなに長くなるなんて予想外でした。
お陰さまで原作SAOでの総合文字数で第七位に立ちました。(投降時)
元々この時期までは執筆する予定だったんですけど正直GGOまでは終われるとばかり思ってました。
そしたらこの体たらくですよ全く……。
でもその分書きたい事は掛けました。
特にラストシーンの自分の嫌いなモノとか好意に関することとか俺の価値観で好き勝手語れたと思います。
はい、それで今回のタイトルは編集後記と銘打っていますが簡単に言えば後書きです。
こっから半年近くは執筆活動は出来そうにありませんし、皆さんに忘れ去られる前に語りたい事を語ろうとした所存でございます。
さて、この仮霧ですが、捜索編の冒頭でも説明した通りアニメを見ながら一年近く構想を練っておりました。
四年前に「とある」で二次創作を掻いていた影響で癖になってたんですよね、こういうことをすることが。
そんなROM専だった訳ですが、好きなジャンルの小説を見尽くしてしまい、暇だったんです。
こう、勧められた物ほど見たくなくなる様な性と言いますか……
無い物強請りだったんですね、要は。
そこからこの《仮霧》の制作が始まりました。
此処まで読んでくれた方ならなんとなく解るかもしれませんが、文章力では一切勝負していません。
全部ストーリーで勝負していました。
それが評価されたのかは俺の知るところではありませんが評価された時は素直に嬉しかったです。
やはり文学と言うモノは他人に評価されてこそでり俺もそれを望んでいましたから。
ですが、やはり究明編はお気に召さなかったようですね。
これは失敗したと思いました。
感想とかでもっと細かい批評募集をしておけば良かったっすね。
ジャック×シンディアルートなら俺もジャックを正体不明のまま書いていました。
ですが、オリキャラを二人突っ込んだから結ばれるような物語じゃ俺が物足りません。
因みにジャック×シンディアルートの場合最初の時点でジャックはキリトと行動せず、シンディアと行動して第一層のボス攻略でディアベルを救います。
そのまま第二層でジャック一人の時と同じ様に襲われ、ジャックが二人を殺害。
それにショックを受けたシンディアと決別し、シンディアは完全にジャックを突き離し、ジャックはシンディアを護るためだけに動きます。
名前を変えながら行動し、最終的には笑う棺桶のリーダーとなり、PoH達を操りながら……的な感じになります。
あとグーラとグロリアも出てきません。
そうそう、貰った感想でもこの二人には触れられませんでしたがどうだったんですかね?
俺も当初この二人に関しては作品に登場することなく進めようと思っていました。
ですが、それでは単純過ぎるし原作通りに事を進めたいということもあってオリジナル要素が薄れ過ぎてしまう事を危惧した結果こういったキャラクターを製作しました。
いやー、書けば書く程気に入りましたね、この二人。
それにこの二人がいるからこそSAOにおけるPKプレイヤーオリジナル主人公の特徴を形作れたのだと思います。
先程この作品は無い物ねだりから始まったと言いましたが、つまり俺はこう言った「殺人鬼で有りながら攻略組」と言う矛盾しそうなモノを求めているんです。
ちゃんと確認してないので解りかねますが、こういった作品は他にあるんですかね?
そこでグーラとグロリアという存在が輝く訳です。
もし新たにそう言った物語を書いてくださって方に対して俺とネタ被り何て事が起きたら大変ですしね。
しかもこういうキャラクターは不可欠な存在でした。
やはり「殺人鬼で有りながら攻略組」で化け物染みた力を持っていれば絶対に神聖化する連中が出てきます。
寧ろ出て来ない方が可笑しいんじゃないかな……。
そういった連中を絡ませるにあたって作り出したのが《JtR》及び笑う棺桶に加担した過激派の連中です。
でもJtRの設定は非常に難産でした。
ぶっちゃけ捜索編終了時にグロリア、オーカス、ロクオウ以外の設定は宙に浮いてました。
いや、ロムも確定してたのかな?
最初は残り三人を鍛冶屋、戦闘員、諜報担当にしようとしてましたね。
まあ戦闘員と諜報担当が組み合わさったのがシグマですね。
それで困った俺がスポットを当てたのがアシュレイさんでした。
《仮霧》ではやはり無い物強請りが主流なので二次創作ですらも報われないクラインにもスポットを当ててるんですよね。
そして強過ぎる攻略組とジャックに対抗する手段として追加した戦力がグーラくんと言う事なんです。
SAOにおけるオリキャラって強過ぎるとその分笑う棺桶が何で出張れたのか解らなくなりますね。
レベルとかどうしてるんだろうとか考えたこともありましたし。
そういうのって俺みたいに笑う棺桶を強化するか死を恐れるとかさせないとオリキャラが笑う棺桶一人で滅ぼしますよね(笑)
よってグーラくんには情報戦最強とさせ、ジャックは情報を仕入れないスタイルを取りました。
こうやって「ジャックが居れば笑う棺桶一人で潰せるんじゃね?」と言う可能性を消すことが出来た訳です。
事前にグーラくんを邂逅させて興味を引かせたりとか、ね。
そういえば、グロリアとグーラがくっつく事を予測出来た人っていました?
「オリキャラを二人突っ込んだから結ばれるような物語じゃ俺が物足りません。」とか言っときながらですね。
これは良いんですよ。グーラくんにも言わせましたがロミジュリばりの逆チェックメイトを決めれる中での恋物語なんですから。
そこからさらに現実まで引っ張りましたし、やることは全部やりましたよ。
突然ですが、俺ってちょろいの好きじゃないんですよ。
あ、嫌いってわけじゃ無くて自分が書くのがってことですよ!
別にちょろインとか見てても可愛ければ正義ですから。
先程も言いましたが俺の恋愛観でモノを言えばちょろいのって矛盾するんですよね。
俺が一目惚れなどしたことが無いって言うのもあるんですけど……。
そう言う訳で「殺人鬼で有りながら攻略組」作品が増えてくれると嬉しいですね。
あとは……次回への予告的なことですか?
あ、他に聞きたい事があれば感想等でどうぞ。
執筆は出来ませんが感想返しくらいならできると思います。
次は愈々GGO編です。お待ちかねです。俺にとってもそうです。
《殺人鬼捜索編》、《殺人鬼究明編》と来てお次はこちら!!
《殺人鬼解剖編》です!!
無駄にタイトルを格好良くしたくなる病気ですねこれは。
そう言う訳でジャックが、シンディアがどう動くのか、《普通》達がどう動くのか乞うご期待です!
だってジャックとシンディアは何も終わってませんし。
そうそう、最後に一言だけ残しておきます。
この物語の主題は《殺人鬼》でも《異常》でも《本質》でも有りません。
様々な伏線とフラグを残してあるので、今後の展開を予測できるかもしれないです。
是非、思考を止めることなく読み進めていってください。
それでは、此処まで読んでくれた方々、評価してくださった方々、お気に入りしてくださった方々、感想をくださった方々。
また次回お会いしましょう!
では、また。
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海銅 竜尾