仮想世界に棚引く霧   作:海銅竜尾

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第六十五話 黄金と女子会

Side =ジャック=

 

後で向かうと言っておきながらオレは三人よりも先に《始まりの街》を歩いていた。

実はと言うとこの階層自体には降り立ったことはあっても最大の規模を誇る主街区を歩いたことはチュートリアルの僅かな時間内でしかなかった。

オーカスから情報を聞きだすのも億劫だったこともあり、こうして一人街をうろついているのだった。

やはりまだ最下層に居るだけあって此処にいる連中はオレの姿を見ただけで一目散に逃げ出しやがる。

悲鳴も出さずに足をもたつかせながら全身でオレへの忌避を示している滑稽な姿。

笑顔を向けてやれば小さく甲高い悲鳴を上げて顔を涙でくしゃくしゃにしながら逃げて行った。

最上層に居る者がいれば最底辺で蹲る者がいる。

その全てを踏み躙るのがオレだ。

地面を蹴る様に擦らせながら堂々と道の中心を歩く。

しばらくすると記憶の中にある光景が眼に映った。

二年前に訪れた場所を一瞥して路地裏へと入る。

人の気配がないかと足と地面の擦れる音で周囲を探ると近くの空き地に数人のプレイヤー、それも子供と大人の二つのグループか。

どうせキリトが呼んだトラブルの一つだと暇潰しに近づいてみると声が聞こえて来た。

雰囲気的にオレが乗り込んだ方が面白くなると思い姿を現すと一斉に振り返った連中は全員顔を青褪めさせた。

それもそうだろう、最底辺の根源は自己保身。

そこに『死』の体現者であるオレが来るのはこいつらが現在最も恐れることなのだ。

故に判断能力を鈍らせ戯言をほざいて現実逃避し、オレに向けて剣を振った。

取り敢えず《アンチクリミナルコード圏内》なのは解ってるしキリト達の足音を察知したから、タイミング的にはちょうどいい。

剣がオレに命中し、ノックバックを諸共せずに至近距離で最狂の笑顔を見せてやった。

 

「誇れよ、テメェはオレに一太刀浴びせたんだぜ?」

 

身体を急加速させ視界から消える。

その力を利用して地面から垂直に建つ家屋の壁に張り付き、視線がオレの方を向いたところで一気に壁を蹴り、地面に付くこと無く対面の壁に張り付く。

この時にはもう鎖と《死刀》を発動させ準備済み。

四の短剣に対して敵の数は三。

さーて……。

 

――一回多く切り刻まれたいのはどちら様だ?

 

ここが《圏内》だと解っていても、迫りくる刃には抵抗感を持つに決まってる。

オレだってさっきのあれが偶然システムの壁を超えて首を撥ねる可能性だって否定はできねぇ訳だが。

まあ、流石にそれは無いな。

そういうわけで動けなくなった奴らを蹂躙しているとようやくキリト達が到着し鎖だけを《固定》で張り巡らせたまま短剣を一本手に握って着地すると《コンティネンティア》で身体を打ちあげて上手い具合に鎧を鎖に引っ掛けた。

狭い空間での三次元戦闘の実戦形式でのシミュレーションも出来た訳だし用済みな奴らは解放して適当に話をしているとその場に居た子供の一人がオレの方に寄って来た。

「えっと、その……兄ちゃんすげえカッコ良かった!そりゃ怖い人だってことは解るけど、助けてくれてありがとう!」

思わず溜息を零しそうになった。

そして思考をも止まったオレが弾きだした答えが。

 

「あぁ」

 

そんな小さな言葉を紡いだ。

 

――その時だった。

 

ユイが絶叫を上げながら体を大きく振るわせる。

ノイズの様なモノも混じっているのが余計にオレの推測を裏付けて往く。

焦るキリト達とは対照的に冷静になったオレはユイが気を失うと子供たちの面倒を見ているプレイヤーの後を追った。

と言うよりは来ざるを得ない状況にさせられたからなのだが。

それから孤児院で現在の軍の行動や何かを聞いていると一人の客がここを訪れた。

女性プレイヤーの彼女の名は《ユリエール》。

話を聞くと、軍の内部で行われた権力抗争で現リーダーの《シンカー》が軍が内密にしているダンジョンに幽閉されたと言う事だ。

こうも縦続きトラブルが舞い込んでくるのはキリトだから仕方ないと吐き捨てて会話には交わらず淡々と耳を傾けていた。

しかしそのダンジョンについては前にオーカスから情報を受け取っていたのを思い出し、ウィンドウを開いて連なる文字を読み耽っていた。

潜入調査を行ったようで現在のオレ達のレベルならばさほど苦労することなく突破できると見積もってみたが、《索敵》スキルに一度だけ巨大な反応が映っていたと記載されている。

もしかするとこれはもしかするかもしれねぇな。

キリトにオレも同行すると言い、ユイも連れてダンジョンへと向かう。

こいつらはそれ程苦労することは無いと思ってるのだろうが好都合。

寧ろオレが連れていく口実を考える必要も無くなった訳だ。

一本道のダンジョンは前衛のキリトが敵を全て薙ぎ倒し、順調に奥へ奥へと進んでいた。

すると、ここで初めて道が丁字路になり、前には白い空間の中に一人のプレイヤーがこちらを見ていた。

「ユリエーーーーール!!」

「シンカーーーーー!!」

互いに名を呼び、ユリエールが駆け出した時、キリトも気付いてしまった。

「来ちゃだめだーーーっ!!その通路は……っ!!」

キリトが先行したのを見てアスナは驚愕を顔に染めながらもユイを抱えてその後を追いかける。

シンカーのいる場所が安全エリアと言うこともあり、そこにユイを避難させてから援護に向かうつもりなのだろう。

じゃあ、オレはテメェら二人で奴の実力を測るとするか。

 

《The Fatal=scythe》。

 

オレの《識別》スキルが奴の名とステータスを表示し、その数字から見積もって現在の最前線よりもはるか上層のボスモンスターレベルであることを算出した。

《殺す》ことを決めたキリトならギリギリ一人でも死ぬことは無いだろうが、不意打ちとアスナやユイの存在がそれを妨げている。

「さーてと、お前らはどうするんだ。逃げるか?」

挑発してやるとキリトは両の手で剣を握った。

アスナもそこに合流し、二人で死神の前に並ぶ。

奴が鎌を振り被るのを見てオレは鎖を天井に向かって投げるとすぐに《固定》、《伸縮》しオレごと狙って薙いだ鎌を躱す。

案の定衝撃を受け止めきれなかった二人は地面を転がった。

次いでオレの方を狙って死神が鎌を振り被るのを見てオレは残り三つの鎖を適当な方向に射出。

腕の形からどの場所から斬撃を放つのか予測。

カオス・ネグリッドを握って《濃霧》も発動させた。

ソロでボスクラスのモンスターと戦う時に絶大な威力を発揮するこいつは外せない。

敵の回復手段を完全に断ち切るこの霧は言わばオレの世界を助長させるスキルだ。

空中を移動しながら攻撃タイミングを窺っていたのだが、聞こえた足音にその必要は無いと壁の一つに足を掛けてその方に目を向けた。

場違いな白いワンピースが、靡いていた。

道の端を紅蓮の炎が走った。

 

「パパ……ママ……お兄ちゃん。ぜんぶ、思い出したよ……」

 

==========

 

《メンタルヘルス・カウンセリングプログラム》、略して《MHCP》。

人間ではない証拠だった。

そんな存在が人間になろうとするのを、神は許そうとしなかった。

 

――ママ、わらって……。

 

痛恨の叫びを、消滅を、安全エリアの壁に寄りかかりながら聞いていた。

キリトが振り返ると自然にオレと目が合う。

その顔には理不尽な理と無力さに打ちひしがれた色が映る。

んなことしてる場合か?

あの時だってそうだった。

オレには何も出来なかった。

早々に動き出した奴がいたからこそ助かった命があるのなら、立ち止まってんじゃねぇよ。

それに気付いたのかどうか解らないが、キリトは再び振り返るとユイが記憶を思い出す原因となったシステムコンソールに触れた。

 

「上出来だ」

 

その声は二人に届くこと無く、オレはその場を去った。

「最前線に、戻んねぇとな……」

 

――家族の定義とは何なのだろう。

 

現実には親父がいて、母さんは居ないが人はそれを家族と呼び、オレも家族だとは思っている。

けど孤児院の子供たちと一時的ではあるがオレは家族なって接している。

彼らは無意識的に家族を求めているのだから仕方のない事だ。

そして彼らは新しい家族に引き取られてしまう。

果たして、そんな彼らにとってまだオレは家族でいられるのだろうか。

キリト達三人はオレからしてみれば完全に家族だ。

久しぶりにぶち当たった難問だ。

 

「現実で正解を出しても、悪くはねぇだろ?」

 

Side =シンディア=

 

「それじゃあ第一回、女子会を開催しまーす!!」

「「「「いえーい!」」」」

「ほらほら、アシュレイさんもどうぞ」

「あら?これでもあたしは十分楽しんでるわよ」

「際ですか」

わたしはそう言って皆とグラスを鳴らし合うと適当にお菓子を一つ手にとってソファーに腰を落とした。

そう、現在わたしたちはアスナの家に集まって女子会と言うモノをやっている。

アスナとその友達のリズベットが計画していたらしくて皆の都合が合った事もあってこうして皆で集まったのだ。

「それにしても随分なビックネームがそろったわね」

「そうですよ、こんなこと二つ名持ちが全員集結した時以来じゃないですか?」

リズベットとシリカがそう言いながらお菓子を口に放り込む。

うん、確かにそうだとわたしは隣に居るプレイヤーに腕を掛けた。

「で、何でフード取らないの?」

「いや、オイラは職業柄こういうのは……」

「まあ、わたしが連れて来なかったら来なかったでしょうに」

「当たり前だっ!大体オイラは「とりゃー」うわっ!!」

反論しようとしてわたしの方を向いたアルゴは後ろから近づいてくる陰に気付かずその主によってフードを思い切り引っ張られ、その素顔が晒された。

「ナイス、シグマ」

「ういー」

親指を立てると笑顔と共に敬礼を返され、当のアルゴは少しだけ頬を赤く染めている。

「やっぱりアルゴは素顔の方が似合うと思うよ?」

アスナの止めの一撃を受けてパーティーが始まって早々に顔を真っ赤にした。

 

「お前ら皆情報バラ撒くからナ!!」

 

パシャッ。

その言葉は予測済みだ。

肉声ではないその音が響いたため、視線は一気にわたしの手に握られた写真を取る事が出来るアイテムに吸い込まれた。

「タイトルは【《鼠》の素顔に迫るっ!!】。これは一面を飾れるね」

わたしの提案に皆が拍手する中、アルゴは居ても経っても居られなくなってお菓子をむんずと手に掴むと大口を開けて押し込んだ。

心なしか涙目だ。

「流石黄ご……シンディアさんですね」

「アルゴにだって女の子として楽しんでもらいたかったからね」

周りからあがる「おおー」と言う声。

アルゴはさらに自棄になったけど可愛いからそのままにしておく。

「にしても双子かぁ……」

声と共に視線を向けるとクリーム色の髪をした二人が同時に首を傾げた。

「そりゃ珍しいよねー」

「まさかアシュレイさんが来てくれるなんて私も予想外でした」

「たまにはこういうのもいいと思ってね」

アシュレイに声をかけたのはアスナで、アシュレイがシグマを連れて来たという事らしい。

でも、本当によく来てくれたと思う。

 

――二人とも《JtR》のハズなのに。

 

ジャックから聞いた訳ではなく、自分で張り込んで情報は集めていたのだ。

リーダーだけは未だ掴めていないが、また時間があれば張り込みをして見ようかな……

だからといって私も特に言及せずにおしゃべりを楽しんでいた。

「二人はどっちがお姉さんですか?」

「どっちだと思う?」

アスナの言葉にシグマがそう返した。

「えっと……アシュレイさん……?」

「全く、シグマはすぐこういう意地悪をしたがるわね」

「えへへ」

「え?」

「あたし達ってそういうのを決めていないのよ。だからどっちが上とか下とか関係無いわ」

「なるほど……」

歪にも見える二人の姿。

だからこそ、ジャックと言う存在に惹かれたのだろうか……。

いや、深いことは考えないことにしよう。

特にリズベットとシリカはこのメンツに圧倒されてるみたいだし、と座る位置を移動してしばらく三人で会話をしていると、アルゴがおもむろに言った。

 

「そう言えば、あーちゃんはどうなんだヨ!!」

 

「えっ?」

自棄食いは済んだのか、標的をわたしからずらしてアスナに攻撃を開始した。

「ほれほれ、キー坊とのイチャイチャ話の一つや二つあるダロ?」

「「ッ!?」」

その言葉に反応した二名を見て罪作りな男だとキリトに向かって合掌。

「いや、私とキリト君は……その……」

と、言う訳で場を盛り上げるために惜しみなく爆弾を投下した。

「この前子供引き連れて親子ごっこしてたらしいけど」

「わーお」

「「「ええっ!?」」」

感嘆するシグマと質問した張本人と先程の二人が驚きの声を上げる。

「それは誤解だって!」

「じゃあ、どういうことなのかしら」

思わずソファーから立ちあがったアスナをアシュレイが宥める。

アスナが口を開き、概要の知るわたしは終始ニヤニヤした顔でそれを見ていた。

「と、まあこういうわけよ」

ジャックから聞いた概要通りではなかったが上手く納得するように話が作られている・

「しかし、がっつりイチャついてるわね貴女……」

「どうしてそうなるんですか!?」

「そりゃあねー。そもそも攻略組でのカップルなんて早々出来るモノじゃないし馴れ初めとかも聞かせてよー」

ぐいぐいくる姉妹に挟まれ、結局なし崩し的にアスナはポツリポツリと甘ったるい物語を話しだした。

各々独白の様なそれを聞き、話が終わった時に《アウルム》特性ブラックコーヒーを差し出すとものすごく感謝された。

 

「じゃあ、次はシンディアの番ね」

 

息も絶え絶えになりながら羞恥に顔を真っ赤に染めたアスナは仕返しにそう言うと、皆前々からわたしの恋愛事情が気にあっていたのか真剣な顔でこちらを見た。

「《風林火山》のことはもうアルゴにも話してあるから言うことは無いと思うけど」

そう言えば、必然的に話は彼に逸れるはずだ。

此処に居る人間になら少し語ってもいいのかもしれない。

「それなら最近よく話すようになった《殺人鬼》は?」

リズベットがわたしの欲しい答えを出した。

「そうだねー。攻略組加入当時から仲が良いようには見えなかったけどー?」

「そりゃあわたしが攻略組に入ろうとするタイミングでガンドーラが騒ぎを起こしたからだよ……」

「ああ、確かにあれはジー君のせいだナ」

「なら、シンディアさんはどうして?」

シリカがそう言ったところで腿の上にある両手を絡ませながら答えた。

 

「それはね、ガンドーラのしている事に共感したからだね」

 

顔を上げると幾つか驚愕の色が見える。

「それって、つまりシンディアも……」

「《殺し》をしたのは過去に一度だけあるよ。ちょうど《LGL》のクエストをしてた時だっけかな。一人のプレイヤーに襲われたから返り討ちに、ね」

「そんな事、オイラには一言も……」

「言える訳無いじゃん。まあ、さっきのは語弊があった様だから修正するけど、あくまでも共感であって共闘しようとは一度も思った事は無い」

わたしの言葉にアスナ達は安心するが、その隣に居る二人は内心わたしのことを探っていた。

「そう思う様になったのが何時なのかは、ちょっと場を悪くしちゃうかもしれないけど……」

 

「第五十層ボス攻略戦でだね」

 

そこで何があったのかを知らないモノはこの場には誰もいない。

「人間ってさ、死んだ後の光景は想像するだけで実際に見てくることは誰にも出来ないけど、わたしにはそれを見ながら現世へと帰って来ちゃったんだよ」

沈黙。

「その場に居たアスナなら解ると思うけど、わたしが居なくなってたのはものの数秒だったよね?」

「あ、うん……そうね……」

「わたしにとってはざっと四十分くらいの出来事だったね、その一瞬にも思える時間がさ」

「シンちゃん……」

「その時の事は墓場まで持っていくつもりだから話すことは出来ないけど、そう言う訳でガンドーラと話したい事が出来たからって言うのが理由かな」

話し終えると辺りは静まった。

特に攻略組とは縁のないリズベットとシリカにはかなりの衝撃があったに違いない。

「それにね、アスナがいるところでこんなことを言うのは少し悪い気がするんだけど」

 

「本当の名前も歳も解らない人と恋人同士になるのは出来ないかな」

 

アスナが喉の奥で声を鳴らしたのが解る。

此処に居る誰もが私の言葉を否定できる訳が無かった。

「もしもそれがこの世界の関係だけだったらそれでも良いかもしれないけど、アスナはそうじゃないでしょ?」

「……うん」

「究極的に言っちゃえば此処に居るわたし達も現実で何をしているかなんて誰も解らないんだからさ」

こういう恋愛観は解っていても否定と肯定できるものではない。

人の出会いを人の手で左右することは非常に難しいことなのだから。

「だからわたしとしてはこの世界で恋人を作ることなんてことは無いかな。ごめんね、アスナ」

「ううん、そんなこと無い」

「そうだねー」

「寧ろ、より《黄金》に相応しいと思ったくらいだわ」

 

「……ありがと」

 

「なんだヨ、照れてるのカ?」

「ちょっとね」

頭の後ろで手を組みながらニヤニヤしているアルゴに答える。

それに、こんなに会話をすることも最近は無かったしね。

「さて、それじゃあパーティーに戻るよ!皆グラス持って!!」

体勢を戻して手にグラスを取りよせてそう言うと皆も再度グラスを手にした。

 

「乾杯っ!」

 

「「「「「「かんぱーい!!!!!!」」」」」」

 

その後、第七十五層のボス部屋が見つかったという報告が入り、シグマはそちらの方へと向かった。

愈々だ。

 

==========




はい、どーも竜尾です。
ジャックさんマジいつも通り。

現実の家族を思い返し、家族とは何たるかを考えます。
僕もまだ分かっていないのでこのような感じの文なりましたが。

ようやっとこの女子会を開催することが出来ました…。
口調を結構使い分けてるから「こいつ誰?」にはならないと、思いたいですね。

次回でSAO編終わります。
長かったなぁ…。

【次回予告】

――甘ぇ。

――嘲笑え。

「それはゲーム開始から最も早く複数人の殺害を行う事だ」

「夢が叶った感想はどうだ?」

次回をお楽しみに!それでは。
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