計算の順序を間違えると、計算結果が違ってしまうことがあります。
小学校で学習した「計算の順序」をきちんと理解できているか、こちらの記事の問題に挑戦してみましょう。正しい答えを導くことができるでしょうか?
問題
次の計算をしなさい。
10−3×3+4
計算の順序に気をつけて、計算を行いましょう。
解説
今回の問題の答えは「5」です。
また、途中の計算式は次のようになります。
10−3×3+4
=10−9+4
=1+4
=5
計算のポイントを順に確認していきましょう。
まず、四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混じった計算は、次の順に計算しなければなりません。
(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算
今回の問題では、「3×3」から計算します。
3×3=9
掛け算を計算したことによって、元の計算式は「10−9+4」となりました。
これは足し算・引き算の計算なので、左から順に計算をしましょう。
10−9+4
=1+4
=5
以上より、今回の問題の答えは「5」となります。
正しい順序で計算すれば、簡単に答えを求めることができますね。
まとめ
正しい答えを求めることができたでしょうか。
計算の順序は、小学校の算数で学習します。忘れていた方は、他の記事の問題にも挑戦し、復習してみましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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