絡みやフェラ等からの顔への射精。顔射という行為ですね。顔へのぶっかけとも言われます。これはAV特有の行為で、基本的に女性に好まれることは無いでしょう。私もプライベートでやった記憶はありません。飛び過ぎて誤って顔にかかったことはありますが。
一口に顔射と言っても、いくつか種類があります。そもそも、ほぼ全てのAV撮影において男優の発射に関しては監督の指示がありますね。お腹に発射、胸に発射、全て事前に打ち合わせをして決めます。勿論、顔に発射する際も台本に沿って、もしくは監督の打ち合わせ通りに行います。
AV等では時々、目にかけて欲しかった、とか顔全体にかけて欲しかったという作品レビューがあります。確かに綺麗にかけるというのはなかなか難しいもので、顔の角度や、タイミングに対し、男女のお互いの呼吸を合わせる必要があります。上手くかからなかったということも少なくありません。ただ、必ず事前に目を避けてかける、特定の部位にかける等の指示があるため、その通りやらざるを得ないという理由もあります。
特に、目を避けるべき顔射の時に目にかけてしまった場合は、たとえ良い発射だったとしても現場ではなかなかマズイ空気になることがあります。
顔発射には概ね5パターンあります。え、5パターンもあるの、という感じですが、細かく分けたらそうなるというだけですね。少し詳しく見てみましょうか。目にかけるか否かということが一つの分類基準になります。
1 顔全体発射
これはわかりやすいですね。全て制約なしの発射となります。顔射と聞いて思い浮かべるのはこれでしょうか。目にかけることを目を潰す、と言いますが、目はほとんどの場合で潰れます。必ず女優さんにはあらかじめ目を瞑っておくことの指示が行きます。
男優にとってはあまり考える必要が無いので気は楽なのですが、特に一人で射精する時は、顔全体にかけるためには発射量が要求されますので、綺麗な画を求めるならばなかなかレベルが高いです。一撃顔射モノがこれに該当しますね。一番映える顔射です。
2 目より下発射
目を避けてという発射ですね。基本は目に入らなければ何でも良いというスタンスですが、後述する眉間発射とは違って目より下という制約があるため、髪にもかけないという意味も込められていることがあります。
射精が飛ぶ男優としては意外に危なくて、ギリギリ目に行かずに済んだ、なんていうことは何度もあります。良い顔射は見せたいけれども、目にはかけたくない、という時に指示されます。
3 鼻下発射(口元発射)
鼻より下への発射、口元発射とも呼ばれます。鼻にかけないことに大して意味は無いのですが、より目にかからないという安全性があります。横からかけることもありますね。
絡みからの顔への発射ではこの発射が多い気がします。正常位から顔へと移動する際にはどうしても女優さんの顔と正対せず、斜めから発射することになるために目より下、というよりは鼻下が安全です。些細な話、『鼻下発射』と『(顔から)離した(て)発射』を聞き間違えることがあった気がします。余談ですが、顔射は画的な面と、モザイク処理の関係で顔から離す方が喜ばれます。垂れる発射の方は仕方ないですが。
4 口元より下発射
これは滅多にありません。口元にすらかけず、あごにかけるイメージとなります。顔射と言えるかどうか自体あやしいですが、一応顔射扱いになります。あごから床に落とす形になりますので見た目としてもあまりよくありません。
顔射が苦手、もしくは肌が赤くなりやすい子の時に行われます。
5 眉間発射
あまり頻繁に求められることはありませんが、これが一番難易度が高いでしょうか。目にいれずに眉間に発射するということ。女優さんも目を潰すことがなく、発射後も問題なくカメラ目線ができるというのが大きなメリットです。
ただ、実はこれが一番綺麗だったりします。眉間の発射を登頂として軌跡が扇形になります。ただ、眉間に乗せることができても、そこから先、左右に綺麗に万遍なく発射することはなかなか難しいものです。
顔射の範囲を減らす主な理由の一つとしてはメイク直しの時間です。また目に入ると撮影がストップすることもありますし、女の子への負担が大きいですので、安易に作品として入れるケースは少ないです。
そのため、顔射モノでもない限り、顔全体への顔射は一日の香盤の最後になることが多いですね。最後顔射が終わった後、全部のメイクを落として車で帰宅する、なんて女優さんが多いです。一日の途中にシーンが入ることも勿論ありますが、顔全体、場合によっては髪も全部洗い流しますので、顔射するかしないかでメイクだけで1時間余計にかかることもあります。その場合は香盤もその分長めに時間は取ってあります。
私は射精が飛びますので、1以外は気を遣います。特に絡みから射精直前に抜いて顔発射、なんて時に目を避けるのに神経遣いますね。口元に発射したつもりが跳ね返って飛び散って目に入るということもありました。
昔はよく顔を飛び越えて後ろの壁に当たって音がするということもありましたが、今は距離を調整して丁度良く顔に乗せられるようになりました。何も役に立たない技術ですが。
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