テントと横断幕とワクチン被害~ソウル探訪記4
※「韓国の公共放送KBSを気球で空撮~ソウル探訪記3」の続き
国会議事堂前に並ぶテントと「合同焼香所」
ソウルの街を歩いていると、公共施設などの前にテントが設置されているのをよく見かける。これらは労働問題やワクチン被害などの社会問題に対して抗議するためのもの。以下の写真は、国会議事堂の正面玄関脇にあったテント群。
さまざまな色合いの横断幕で覆われたテント群の中で、一つだけモノトーンのテントがあった。黒い横断幕には「コロナワクチン犠牲者合同焼香所」と記されている。
議事堂前に停められた抗議のバス
韓国では横断幕がよく使われている。国会議事堂前に停められたバスにも横断幕が張られていた。
日本でも人気の焼酎JINROを作っている韓国の大手酒造会社「ハイト眞露」に抗議する内容。「偽証」「偽造」「債券回収」「刑事告訴」などという言葉が横断幕に並ぶ。
コロナワクチン被害の補償を求める活動
ソウル駅から一駅の「市庁駅」周辺には、市議会庁舎や市民ホール、中央図書館などの公共施設が集まっている。そこでも抗議活動のためのテントを見かけた。
テント正面。黒い横断幕には「コロナワクチン犠牲者合同焼香所」とある。
テント前に掲示されたボードには韓日中英の四か国語で「韓国コロナの現況」が記されていた。
このボードによれば、2023年8月30日時点で韓国国内におけるコロナの死者は3万6700人、感染者は3443万6586人。ワクチンによる死者は2598人、ワクチン後遺症被害者は48万5000人とある。ソースは不明。
合同焼香所の両脇には大きな横断幕が張られていた。パンデミック当時に大統領だった文在寅(ムン・ジェイン)の顔写真に、ワクチン政策を抗議する文言が添えられている。
韓国には新型コロナワクチン被害者とその家族、接種後に亡くなった人の遺族による協議会があり、謝罪と補償のための特別法制定を政府に求める活動をしている。
今月2日には、新型コロナワクチン接種の副作用を補償する法案が韓国の国会で可決された。
不幸にして失われた命は永遠に戻らない。せめて十分な補償がされることを願う。
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