4月22日発売の初稿ゲラを最終チェックしていると、朗報が届いた。
娘が東京藝大に合格したのだ。
現役合格は難しい、と言われるほどの狭き門なので期待はしていなかったが、師匠のおかげで願いは叶った。ここ一本しか受験していない。
私は常々、
「ママはあなたの言葉を信じない。行動で判断する」
と言い続けてきた。
どうかすると、彼女は言い訳にも聞こえる”弁明”をするからだ。
「結果がすべて!」と言い放つ育児は、プロセスを大切にする今どきの育て方に逆行している(笑)。
でも、これが私流なのだからそれでいい。
代わりに彼女が本気で悩んだり、答えを探そうとするときには全力で応援した。
医学の道を志したが、途中で彼女は迷い始めた。中学の頃だ。
何のために勉強しているのかわからない…と言ったので、冬休みをはさんで1ヶ月間学校を休ませた。
彼女が決断したのは、高校のコース変更だ。
日本舞踊の世界で生きていきたいと言った。
それから、通信制の高校に転校して、師匠宅へ通った。弟子修行だ。
おとなの世界で、彼女は踊りのみならず社交や日本文化を学んでいった。
高校2年の時に、流派の試験を受けて「名取」(芸道において芸名を許されること)になった。3歳から始めたので、芸歴は15年にもなる。
これから、舞台の演出や振り付けの方向へ行くのか、踊りてとして邁進するのか、研究者になるのか‥まだわからない。才能と運と努力しだいでもあるだろう。
何にせよ、ひとつの結果を出した娘を誇らしく思う。
マイペースに、ママの言うことは半分聞き流しながら進む彼女が好きだ。
2025年3月15日
御礼詣りに行かなくちゃっ。
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