今春の入学から定員が1学年2学級となった西和賀高(高橋国博校長)は新入生67人を迎え入れた。前日の入学式に続き、9日は歓迎会が開かれ校内は活気に満ちる。「いわて留学」の5人を含む町外出身者は48人を占め、人口減少が進む町に活力を生み出す存在となりそうだ。
西和賀町湯田の同校で開かれた歓迎会。2、3年生が部活や応援団の活動を紹介した。照井日心(にこ)さん(3年)は「たくさん集まってうれしい。人数が増えたことで部活や学校行事の幅が広がり、もっと盛り上がると思う」と歓迎した。
8日の入学式では緊張の面持ちだった新入生たちだが、先輩たちの個性あふれるアピールに次第に笑みがこぼれた。八幡紗千(さち)さん=北上北中出身=は「吹奏楽部に入り、積極的に挑戦する3年間にしたい」と期待を膨らませる。
4月10日付の岩手日報で記事の全文をお読みいただけます。