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インタビュー◎東京女子医科大学前学長の山中寿氏に聞く
女子医大学長が約5カ月半で交代、「一強体制を繰り返さないように」

 岩本絹子元理事長による一強体制により、様々なガバナンス上の問題が生じていた東京女子医科大学。大学を立て直すため、山中寿氏は2024年10月18日に同大学の学長に選任された。10月23日からは、新理事長が決まるまでの期限付きで、理事長との兼務も経験した(関連記事:女子医の歴史が一強体制の原因? 今後は「職員のモチベーションを優先」)。12月6日に清水治氏が理事長に就任してからは、特別補佐として3月末まで新理事長を支え、新年度からようやく学長の業務に本腰を入れられると意気込んでいたところ、解任が決定。2025年4月1日、三谷昌平氏が東京女子医科大学の新学長に就任した。学長に就任してから約5カ月半で大学を去ることになった今の心境について、山中氏に聞いた(インタビューは2025年4月10日に実施、文中敬称略)。




──学長就任から約5カ月半での交代はあまりに早いと感じます。何があったのでしょうか?

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