愛知 瀬戸 名古屋大学職員 市職員に“カスハラ”か
名古屋大学の職員が愛知県の瀬戸市役所の窓口で「ポンコツな仕事をしてる」などと職員を侮辱する発言をしたほか、謝罪を要求するメールを送ったとして警察に逮捕されました。
調べに対し、「私は謝ってもらいたかっただけです」などと供述し、容疑を一部否認しているということです。
逮捕されたのは、瀬戸市に住む名古屋大学の職員、小林昌彦容疑者(61)です。
警察によりますと今月3日、瀬戸市役所の情報開示請求の窓口で対応した市職員に対し、「バカかお前は」とか、「ポンコツな仕事をしてる」などと侮辱する発言をしたほか、翌日、別の職員に対して、「非常に腹立たしく思ってますので、あなたに厳しくいきますんで」などと言って市役所に謝罪を要求するメールを送ったとして強要未遂などの疑いがもたれています。
容疑者はこれまでにも複数回、情報開示請求のため、瀬戸市役所の窓口を訪れたことがあったということです。
警察は客からの迷惑行為、いわゆる「カスタマーハラスメント」にあたるとみて、詳しいいきさつを調べています。
調べに対し、容疑者は「侮辱する言葉を言ってしまったが、私は謝ってもらいたかっただけです」などと供述し、容疑を一部否認しているということです。
職員が逮捕されたことについて、名古屋大学は「現在、事実関係の確認を行っています」としています。