判決によりますと、仙台市泉区に住む宮城学院女子大学の元教授・今林直樹被告(62)は2024年7月、仙台市青葉区の建物内で部活動の教え子の20代女性に対しマッサージを施術中に女性のズボンを下げるなどわいせつな行為をした罪に問われています。

仙台地方裁判所の小林礼子裁判官は、自己の性的欲求を満たすためマッサージと装って行った身勝手かつ卑劣な犯行と指摘。
一方で、被害者に対し、謝罪の意を示し大学を懲戒解雇されているなど一定の社会的制裁を受けているとして、懲戒3年、執行猶予5年の有罪判決を15日、言い渡しました。
求刑は、懲役3年でした。