職場でアダルトサイトなど閲覧113時間 名古屋市職員を停職
名古屋市は27日、職場のパソコンでアダルトサイトなどを閲覧したとして市立大の課長級の男性職員(59)を停職1カ月とするなど計2件の懲戒処分を発表した。
男性職員は、1~6月、職場のパソコンで業務と関係ない成人向けの動画販売サイトや風俗店の紹介サイト、パチンコのサイトなどを計75日、計113時間52分にわたって閲覧していた。うちアダルトサイトは計58時間15分だった。
業務外のサイトを見ていた時間のうち、7時間44分で、超過勤務手当を受け取っていた。市はこれらのサイトを見ていた時間分の給料や超過勤務手当を返還させる予定で、27万円ほどになる見通しだという。また男性職員は係長に降任した。
男性職員は市の聞き取りに「仕事をしているときに不安なことがあると、気を紛らわせるために不適切なサイトを見てしまった」と話しているという。
また、市は盗撮したとして法制課の男性職員(26)を停職6カ月とした。男性職員は9月、同市港区の商業施設で、女性のワンピースの中をスマートフォンで撮影した。市の聞き取りに対して、年に1、2回盗撮していたことを認め、「ストレスがたまったときにしてしまった」と話しているという。
男性は10月、愛知県迷惑行為防止条例違反の容疑で逮捕され、その後不起訴(起訴猶予)になったという。
県議会事務局は、全国都道府県議会議長会(東京都千代田区)に派遣している男性職員(30)が飲酒した後に自転車を運転し、女性にけがをさせたと発表した。今後処分を検討するという。
県議会事務局によると、男性職員は、9月3日午後10時ごろ~4日午前5時ごろ、東京都内の飲食店3軒でハイボールなど計10~11杯飲んだ。その後、自転車を運転中に歩行者の女性と衝突した。女性は打撲で軽傷を負ったという。男性職員は重過失致傷の疑いで書類送検され、不起訴となったという。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【春トク】締め切り迫る!記事が読み放題!スタンダードコース2カ月間月額100円!詳しくはこちら