今回の放送はボクシングの関係で25分遅れとなったわけですが…、私の感想もかなり遅くなってしまいました(汗)。でもこのドラマだけはなんだか感想書きたい衝動に駆られてしまう。
緒方洪庵先生が亡くなってしまいましたが、仁は新たに自分の病院
『仁友堂』を設立したことで本格的にこの江戸時代で生きていく覚悟を固めたようですね。みんながそれを笑顔で祝福する中、一人
浮かない顔の恭太郎が気になります。このところ彼は自分で自分を追い詰めている傾向があるのでとても心配…。
しかし、恭太郎のことは気になりつつも仁は前を向いて医療に励む。より多くの患者を救うためにさっそく強力なペニシリン作りを咲とともに始めます。色々難しそうな原理が出てきましたが…私も江戸時代の人と同じく
「へぇぇぇ」と感心しながら見入ってしまいました(笑)。ところが、この作業をするのには
400両という大金が必要らしい。恐る恐る蔵を貸してくれているヤマサの濱口に打診してみるのですが…
「あなた様の器がどれ程のものか、見せていただきたい」と厳しい一言。洪庵先生亡き後、仁にとっての後ろ盾になってもらえるかと思ってたんですが…やはりそう簡単には行かないものですなぁ。器を見せろと言われてすっかり弱気になってしまってる仁先生が可愛い(笑)。佐分利くんにそのことを報告していると栄さんがあわただしく
「器がございません!!」と駆け回ってる。栄さん、タイミングがドンピシャすぎるよ(笑)。自分に器がないと言われたような感覚になったのか
「ない…!?」とさらに凹み顔になってしまった仁先生がさらに可愛くて笑えた!で、無くなってしまったのは亡くなったダンナ様の器らしい。それを持ち出して質に入れたのはなんと恭太郎…。あの、目が不自由な花魁・初音のためのメガネ…そんなことして工面したんだ…。なんか切ない話だよなぁ。
赤坂の勝邸を訪れた仁は龍馬が海軍塾設立資金の5千両を借りるのに成功した話を聞いてビックリ仰天。そのときの話を身振り手振りで意気揚々と説明している
ハイテンションな内野@龍馬が最高だよっ(笑)。その話を聞いて自分にはお金を借りるのは無理だとまたまた凹んじゃう仁先生でしたが、勝海舟は
「人には天分があるから先生はそんなことできなくていい」と諭す。大人物の雰囲気ムンムンだぜよ、小日向@勝先生!で、その役割を龍馬に与えて悠然と去っていく勝先生(笑)。
キョトーーンとしてる龍馬が可愛すぎるってば!
しかし仁は濱口に認めてもらうためには自分で何とかしないといけないと断ろうとします。真面目だよなぁ。その人柄を濱口さんは買ってくれないだろうか。それで引き下がらない
(…っていうか、聞いてないだろ 爆)内野@龍馬!なぜか吉原へ行こうと言い出す。あの
ピーンときたときの顔が面白すぎるし、それを苦笑いしてる仁先生も笑える。この二人が一緒のシーンは本当に見応えあるよなぁ。
ところが、一人蚊帳の外に置かれたような気分になり
ドーーンと暗くなってる恭太郎くん…。勝先生から特に声をかけてもらうこともなかったし、龍馬との差は開くばかりだし…落ち込む気持ちはよく分かる。彼はすごく
人間的なんだよなぁ。仁はそんな恭太郎が気になって仕方がない。
吉原に到着すると
(龍馬さんテンション高過ぎだろ 笑)野風たちが一人の青年を追っ払ってる現場に遭遇。その姿にデレデレしちゃってる龍馬さん。思いっきり気取って野風に近づいたもののスルーされちゃう
(というか、野風は龍馬見えてなかったんじゃ 笑)ところがなんともアホっぽくて可愛くて笑える!野風さんは龍馬よりも仁に気持ちがあるからねぇ~。
で、野風が仁に伝えたかったのは玉屋の花魁・初音を診察してほしいということだった。その言葉に衝撃を隠せない恭太郎…。初音の病の原因は歌舞伎役者の
三代目澤村田之助との子供を
中条流…つまり中絶専門医に頼んで流してもらった際に
敗血症になってしまったらしい。あの門前払いされていた青年が田之助だったのか。
田之助役は吉沢悠くん、久々に見た気がしますがなかなか色っぽくていい感じだったなぁ。ちなみにこの田之助、歴史上本当に存在していた人気女形歌舞伎俳優だったそうです。
本当に初音と田之助との子供か分からないながらも、彼女は田之助を慕っているようですが…この話は恭太郎にとってショックだよなぁ。初音は自分以外の人に心を寄せていたことを知ってしまったわけですから…。そのことにようやく気づいた仁。初音の
枕元にある恭太郎が贈ったメガネがなんだか哀しく見えた(涙)。
さっそくペニシリン治療を始める仁でしたが、今の効力ではなかなか初音に効かない様子。しかし強力なペニシリンを作るのに必要な400両のお金を工面する当てもない…。どうしようか悩んでいるところ、恭太郎が
田之助に借りてはどうかと提案。初音がこうなったのも田之助に原因がないわけではないしということで、ナイスアイディアだ恭太郎くん!そうと決まれば一目散なのが龍馬。ちょっと渋ってる仁先生の腕を無理やり引っ張って
「行くぜよ」と連れ去っていきました(笑)。ホントにこの二人最高だわ。
で、田之助のところに400両を貸してほしいと頼みに行ったわけですが…プライドの高い彼がそう簡単に貸してくれるわけありませんな。そんな田之助に
「新しき薬には、おまんの名を付けるがじゃ。名づけて…名薬田之助、薬は田之助、助かる田之助、たまーるが田之助!こういたら、田之助の名はますます上がるがじゃき。どうぜよ?悪い話ではないろ?」と畳み掛ける龍馬さん(笑)。オイオイ、なんじゃそのクスリ名は!これ、裏話によると
内野さんのアドリブがかなり入ってるらしいですね(笑)。現場で誰か吹き出さなかったんだろうか?まぁ、今までこういった天才的(?)な話術で交渉成立させてきたんだと思うけど…田之助には
暖簾に腕押し状態だったみたいです。足元にバーッと広げた小判をかき集めながら
「この金は田之助の血と汗と肉さ。一両たりともやる事などできゃしないよ!」と突っぱねる。その堂々とした物言いになんだか惚れ惚れしてしまう。
そんな態度についにキレちゃった恭太郎。こんな田之助に初音が想いを寄せていると思ったら居ても立ってもいられなくなっちゃったんだろうな…。自分ではなく、この男に…と思うだけで悔しくて仕方がない。そんな想いからつい差別的な言葉で田之助をののしってしまう恭太郎。しかし、まったく怯むことなく田之助は言い返します。女郎も身を売っているけれども、
自分だって身を削ってこの地位まで来た。この時代の歌舞伎役者って今よりもずっと地位が低かったらしいので上にのし上がるためには女郎のようなことまでやってきた人って本当に多いんだと思います。あの大金には、田之助の文字通りの血と汗と涙が滲んでる…。そんな世界を武士の恭太郎は知る由もなかった…。
「どうしても初音を助けたいならお前がまず身を切るのが筋だろうぜ」こう切り替えされては返す言葉もないよね…。
なかなかお金が工面できず、初音の具合もよくならない。そんな状況の中、野風が50両と少しを使ってくれとやってきます。しかし
「濱口様に認めてもらうために頂く事はできない」と拒否してしまう仁。その様子にキレてしまったのが龍馬。そんな悠長なことを言っていたら初音の具合はどんどん悪くなる一方…、そうすれば結果的に恭太郎の顔に泥を塗ることにもなってしまうと訴えます。その言葉にハッとなる恭太郎。自分のためにと言ってくれた龍馬に心が動いたんだろうか。龍馬の言葉に目が覚めた仁は野風の50両を受け取りペニシリンを作るために急ぎ戻っていく。
龍馬の話術ってやっぱりすごいと思う。人の心を動かす何かがあるよなァ…。それは内野さんが演じているからなおさら説得力があるんだけど。
残りの金は自分が何とかするとした龍馬でしたがすぐには妙案が思いつかない。表に出るとなにやら黒い人影の気配も…。自分が狙われていると自覚したようですが…
大丈夫なの!?そのときふと目に入ったのが
中条流の張り紙。そもそも初音が敗血症になったのは中条流の手術がきっかけだったわけだから…そこをつつけば何とかなると思いついたようです。
その頃、ヤマサのペニシリン製造所では職人たちが給金をもらっていないのに働けないと仁に詰め寄ってます。たしかにただ働きは辛いよなぁ。職人さんの気持ちもわかる。そんな時、グッドタイミングで400両を調達してきた龍馬が登場!本当に中条流からお金を借りられたらしいんですが…そのときの回想シーンを見ると…
"7年で無利息で400両を貸します"みたいな話になってる。オイオイ、甘い話には裏があるんじゃ…と勘ぐる余裕はこのときの龍馬には無さそうだな(苦笑)。素直にそれを信じて借りてきちゃったらしい。
そんな怪しい取引をしたとは露知らぬ仁は龍馬から400両の詰まった箱を受け取ろうと両手を伸ばしますが、龍馬はそれを田之助みたいにその場にばら撒いちゃいました。龍馬…もしかして、
田之助がばら撒きやったのを見て憧れてたんじゃないだろうな(笑)。お金は大切に扱いましょうや。無くなっちゃったらエライ事だよ。ともかく、無事に職人さんたちにお給金が渡り、ペニシリン製造もやる気を出してもらえたようです。そんな様子を影からそっと見ている恭太郎は何を思っていたんだろうか…。
吉原に駆けつけた仁は初音に新しいペニシリンを祈るように投与します。
その隣の部屋には恭太郎、野風、龍馬が座っている。野風は恭太郎に初音がめがねをもらったことをとても喜んでいたと伝えます。それに対し、自分も初音から
「小さな盃も良きものでありんすよ」と声をかけてもらい心が軽くなったと想いを告白…。切ないよ…恭太郎くん。彼の初音に対する想いと初音の恭太郎に対する想いは違ってたってことだよね(涙)。
翌朝、初音の意識が戻ります。安堵する一同でしたが、恭太郎は
「初音が困る顔は見たくありませぬ故」と一人吉原を後にしてしまう。このシーン、泣けました(涙)。背中が哀しいよ…恭太郎~…。そして初音は意識混濁のときに田之助の名前をずっと呼んでいたことを知ります。
「あんなにお優しい方を傷つけ…」と恭太郎への申し訳なさから涙を流す…。それでもやっぱり田之助への想いを諦められなかった初音…。その言葉を聞いた咲の
「せんないものかと存じますよ」という優しい言葉が涙を誘いました(涙)。恭太郎も、初音も、本当に哀しい…。
1週間後、仁の元に中条流の医者が尋ねてきた。龍馬は無邪気に
「見舞いに来てくれたがかい?」と歓迎しているようですが、次の瞬間凍りつくような事実を突きつけられることに。
「あれから今日で丁度7日。お約束のものを受け取りに参った。ここにはっきりと書いてございます。7日後に返済出来ぬ場合は、新薬の全てを譲り渡すと」ここで初めて龍馬は自分が騙されたことを知ります(苦笑)。だーかーらー…もぅ~~言わんこっちゃない(汗)。どうやらこの中条流医師、あの誓約書書き換えたみたいです。今すぐ金を渡すか新薬を渡すかと迫られて仁、万事休す!?この危機に
「こん取り決めを交わしたのは暮れむすじゃ。まだ7日は経っちょらん」と口を挟む龍馬…まぁ、自分が撒いちゃった種とはいえグッジョブ。
龍馬のこの言葉を聞いて弾かれた恭太郎は田之助のもとへ走ります。必死に400両を貸してくれと頼み込む恭太郎は思わず
「私がおぬしに身を売る」と言ってしまう。身を切った金は身を切って借りる…その言葉に田之助の心も動いた様子。決死の覚悟してきたんだねぇ…。
その頃玉屋ではタイムアップ寸前でどうにもならない状況。そのとき咲は自分が身を売るから400両を貸してほしいと言い出した!兄妹して本当にすごい覚悟だ…。その心意気に胸打たれたぜよ!そのとき、田之助が400両を持って現れます。本当に美味しい場面で出てくるってところが役者だよねぇ。その小判は恭太郎が
"身を切って"公衆の面前で晒し者にされてまで得たものでした。田之助はそれを貸しではなく譲るといってカッコよく立ち去って行きます。さすがは千両役者だ。吉原で見得を切るシーンは様になっていて美しかった。ちなみにこの田之助さん、後に大病に犯され33歳で世を去ってしまったんだとか…。手足切断という辛さを乗り越えても役者を続けたという逸話があるそうで…なんとも壮絶な人生だったんですね。
400両の問題が解決したたと、恭太郎は仁や龍馬と話し合います。侍が役者に頭を下げるというのは当時では屈辱以外の何者でもなかったはず…、その勇気に心から感謝すると仁は頭を下げるのですが
「ボンクラの旗本には、それ位しか出来なかった」とまだ元気のない恭太郎。そんな彼に喝を入れたのは龍馬だった。
"ペニシリンを守ったことは初音を助けたことにもなるし、この国の医術を守ったということでもある"「おまんはどだい凄いことをやったがぜよ!」その龍馬の言葉についに恭太郎は自分の心の内に溜め込んできた想いを告白します。龍馬のことが嫌いだったこと、仁と龍馬は国を動かす仕事をしているのに自分は何もさせてもらえないと嫉妬心を抱き続けていたこと…。
自分と仁や龍馬との器の大きさの違いを痛感させられた恭太郎。分かる…このどうしようもない焦りと嫉妬心。人間だったらどこかで感じる素直な感情だと思います。辛かったよね…恭太郎…。そんな彼に仁はやさしく語りかける。
「恭太郎さんがいなければ私はここで生きていていくことは出来ませんでしたよ。恭太郎さんがいなければ、私はここで薬を作ることが出来ませんでしたよ。だから、恭太郎さんは私の最高の護衛なんです!」仁先生、ちゃんと恭太郎のことを見ていてくれたんですね(涙)。この言葉に胸打たれ…
「男子たるもの…人前では決して泣いてはならぬ。しかし…今日少しだけ…」とポロポロ涙をこぼす恭太郎の姿にこちらもボロ泣き(涙)。仁のあの優しい言葉に救われたんじゃないのかな。恭太郎は彼なりにちゃんとしっかり生きている。そんな姿をちゃんと見てくれている人たちがいる。本当に温かくて素敵なシーンだった(涙)。
そしてその会話の外で咲は野風に仁に想いを寄せているのではと言い当てられてます。しかし、彼には現代に残してきた野風そっくりの婚約者がいることを咲は知っている…。
「私には、先生の医術がありますから…」そう語る彼女がちょっと悲しい…。でも、その姿を見つめている野風はもっと哀しく見える…。
後日、仁は自分の器がまだまだであることを正直に濱口に告白した上で改めて援助してほしいと願い出ます。仁のその素直で真っ直ぐなところに濱口も惹かれた様子。今後援助してくれることが決まったようでめでたしめでたし。
ところが、その帰りに仁は龍馬が何者かに狙われていることを知ります。自分が江戸にやってきて医学の針を進め…歴史の針を進めていくことによって
龍馬暗殺の歴史が早まってしまったのではないかという考えが過ぎる。そりゃ大変だ!!しかし、当然ながら龍馬はそんな未来が待っていることなど知る由もない。不安に刈られた仁は思わず
「気をつけてください、本当に。笑い事じゃないんです!」と声をかけてしまう。すると龍馬は
「南方仁がおれば、坂本龍馬は死なん!ほうじゃろ?」と仁を真っ直ぐに見つめながら答えます。
「助けますよ。俺が、この手で」仁は堅く心に誓っていたはず…龍馬を死なせたりしないと。この熱い友情になんだかこみ上げるものがあった(涙)。龍馬を死なせたくないよ…。
さて、次回はついにタイムスリップのなぞが明らかに?野風と仁の仲が進展か?そして新門辰五郎も登場…と、まぁ盛りだくさんです。見逃せないっ!!
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