高崎城
高崎城は、群馬県高崎市内にある城郭です。
高崎は、現在でも新幹線、信越本線、高崎線、上越線、両毛線、八高線、上信電鉄と数多くの鉄道の集まる交通の一大要所です。正長元年(1428)、和田義信がこの要地に和田城を築きました。和田氏ははじめ関東管領上杉氏に従っていましたが、その勢力が後退すると、他の上野の豪族と同様に北条氏・越後上杉氏・武田氏の争いに翻弄されました。最後は天正十八年(1590)北条氏とともに和田氏は滅亡し、和田城も廃城となりました。
徳川四天王の一人である井伊直政は、天正十八年(1590)に箕輪城に配置されましたが、慶長三年(1598)和田城のあった地に築城を開始しました。そして地名を「成功高大」の意味から高崎と改めました。直政は2年後に近江へ転封となり、工事は一時中断されますが、元禄五年(1692)にようやく完成しました。
明治時代になると陸軍省の管轄となり、城内の建物は全て取り壊されました。
城郭は、烏川河畔の台地に築かれました。西を流れる烏川を背に本丸が置かれ、それを二ノ丸、三ノ丸が取り囲む梯郭式の縄張りです。本丸の土居の上には天守に相当する御三階櫓と二層の隅櫓が4基設けられました。城域の3分の2を三ノ丸が占めていること、一番外側の三ノ丸と土居が矩形で直線的であること、その土居に凸型の防御施設である出枡が設けられているといった特徴を有しています。
高崎は、現在でも新幹線、信越本線、高崎線、上越線、両毛線、八高線、上信電鉄と数多くの鉄道の集まる交通の一大要所です。正長元年(1428)、和田義信がこの要地に和田城を築きました。和田氏ははじめ関東管領上杉氏に従っていましたが、その勢力が後退すると、他の上野の豪族と同様に北条氏・越後上杉氏・武田氏の争いに翻弄されました。最後は天正十八年(1590)北条氏とともに和田氏は滅亡し、和田城も廃城となりました。
徳川四天王の一人である井伊直政は、天正十八年(1590)に箕輪城に配置されましたが、慶長三年(1598)和田城のあった地に築城を開始しました。そして地名を「成功高大」の意味から高崎と改めました。直政は2年後に近江へ転封となり、工事は一時中断されますが、元禄五年(1692)にようやく完成しました。
明治時代になると陸軍省の管轄となり、城内の建物は全て取り壊されました。
城郭は、烏川河畔の台地に築かれました。西を流れる烏川を背に本丸が置かれ、それを二ノ丸、三ノ丸が取り囲む梯郭式の縄張りです。本丸の土居の上には天守に相当する御三階櫓と二層の隅櫓が4基設けられました。城域の3分の2を三ノ丸が占めていること、一番外側の三ノ丸と土居が矩形で直線的であること、その土居に凸型の防御施設である出枡が設けられているといった特徴を有しています。
縄張図
(現地案内板より)
これを現在の航空写真に重ねると以下の通りとなります。城郭内部は、建物が取り壊されただけでなく、内堀も埋め立てられ昔の形を留めていません。しかし、城を取り巻いていた土塁と堀はよく残っています。また城外に移転していた乾櫓と東門が貴重な現存建築物として城内に再移築されています。
➢ ①三ノ丸堀・土塁
烏川の流れる西側を除く三方を方形に囲んでいた堀・土塁です。案内板には遠慮がちに、わずかに昔の面影を止めている、と書かれていますが、なかなか良い状態で残されております。
まずはぐるっと一周しました。
まずはぐるっと一周しました。
➢ 南東側の出升
➢ 烏川
西側の堀の役割を果たした烏川
➢ ②東御門跡
➢ ③城址公園
三ノ丸南東部分は公園になっています。
➢ ④石垣水路
二ノ丸堀の角から河原石の野面積みの石垣を用いた水路が発見されました。長さ18メートルで本丸堀と二ノ丸堀の間を結び、水の循環や水量調整の役割を担っていたと考えられています。しかし、江戸時代中期には埋没し機能が失われていたようです。その代わりにその上に石樋が置かれました。現在、図書館前に一部が復元されています。
➢ ⑤追手御門跡
➢ ⑥東門(現存)
平屋門の形式で、くぐり戸がついており通用門として使われていました。明治時代に払い下げとなりましたが、昭和五十五年(1980)になり城内に戻ってきました。
➢ ⑥乾櫓(現存)
冒頭およびこちらの写真は、貴重な現存建築物である乾櫓です。かつて本丸の北西隅にありました。東門と同じく明治時代に払い下げられましたが、昭和になり城内に戻されました。なお土台の石垣は元はなかったのものです。
(訪問日 2016年3月13日)
➣ アクセス情報
➣ Wikipediaリンク
| ● 住所 | 群馬県高崎市高松 |
| ● 交通 | JR高崎線・高崎駅より徒歩10分 関越道・高崎ICより県道27号線経由6㎞ |
| ● 駐車場 | 高崎市役所周辺の駐車場(有料) |
| ● 周辺見所 | ・箕輪城 ・厩橋城 |
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