2024/04/08

小ネタ/ポピー「ワールドヒーロー/ウルトラマン」で遊んでみました

まずは近況。前回の記事で月イチ更新とか書いていましたが、先月は公私ともに忙しくブログに取りかかる時間が無い状況でした。子供も三歳の誕生日を迎えますますヤンチャになり、当分は私生活を優先していく予定です。

ブログに関しては今後、基本的に小休止状態とし、時間と心に余裕ができた時に撮影・更新できれば…と考えています。


エイティ

さて今回は

ポピー・ワールドヒーロー

ウルトラマン

について書いていきます。

「ワールドヒーロー」「ポピー(現バンダイ)」より、1980~81年頃に展開していたと思われるアクションフィギュアシリーズ。

大まかには映画「スターウォーズ・帝国の逆襲(1980)」のケナー(現ハズブロ)製フィギュアを輸入しこのブランド名で販売。そして「ウルトラマン」「仮面ライダー」「電子戦隊デンジマン」「太陽戦隊サンバルカン」といった日本発ヒーローを、SWに合わせたケナー風アクションフィギュアのテイストで展開していた模様です。
(私はリアタイ期にはまだ赤ちゃんだったので、調べた情報を元に書いてます)


エイティ (3)
16、ウルトラマン80

ウルトラマンシリーズからは「初代ウルトラマン」「ウルトラセブン」「ウルトラマンタロウ」「ザ★ウルトラマン(ジョーニアス)」「ウルトラマン80」の全5体が発売されました。
昨年いつもお世話になっている「ココネ」さんより、タロウと80をいただいたのがきっかけで興味を持ち、初代マンは自分で購入しました。今回はこの3体について書いていきたいと思います。

今回の記事では後発の80より遡って紹介します。「ウルトラマン80(エイティ)」はWH展開当時の1980年放送、当時としては最新ウルトラマンでした。


エイティ (4)エイティ (5)
頭部アップ。造形的には当時を考えれば問題ないレベルかと思います。

個人的にはエイティは子供の頃よく再放送を観ており、歴代でも上位に入るくらい好きなウルトラマンです。本編も2020年の公式youtube配信にて全話観ました。


エイティ (6)エイティ (7)
背面。腰には「1980円谷プロ POPY JAPAN」の刻印があります。
この刻印が今後の伏線になります…(大げさ)


エイティ (8)エイティ (1)
頭・両腕・両脚が可動。ソフビよりは動くというレベル。
足の裏には穴が開いており、手持ちの「3,75インチG.I.ジョー」用スタンドが利用できました。

ちなみに「太陽戦隊サンバルカン('81)/ビッグスケール・ジャガーバルカン」にはこのワールドヒーローに対応したピンがあり、サンバルカンを立たせる事ができたそうです(未所持)。当時のキッズによってはウルトラマンやライダー等を立たせて、夢の共演を楽しんだのかもしれませんね~…


エイティ (9)エイティ (10)
サイズは約9cm。ケナーのスターウォーズに近い、いわゆる3,75インチサイズになります。

比較対象として左は「SHODOウルトラマンVS6(2018)」、右は現行ソフビ「ウルトラヒーローシリーズ」を持ってきました。


エイティ (11)
WHと後年のアイテムを組み合わせて遊んだ、名付けてウルトラワールドヒーローファイト!!その①

2022年に発売された「ガシャポンHGX円谷プロ弐/バルタン星人5代目」と戦わせてみました。



タロウ (2)
2、ウルトラマンタロウ

お次は遡って「ウルトラマンタロウ」。ワールドヒーローでは「1初代マン、2タロウ、3ジョーニアス、4セブン、16エイティ」のナンバリングで出ていた様です。

ちなみに日本ヒーローは「5~8電子戦隊デンジマン(ピンクは17)」「9~15仮面ライダーシリーズ」「18仮面ライダースーパー1」「19~21太陽戦隊サンバルカン」というラインナップだった模様。「スターウォーズ」はこれとは別に全15種類が出ていました。


タロウ (3)タロウ (4)
頭部アップ。やや歪みありますが、当時の塩ビ成型の影響なのかな…?

「ウルトラマンタロウ」は1973年放映。当時としても過去のヒーローなのですが、ラインナップに含まれる辺り人気の高さがうかがえます。
全くの余談ですが私の妻がタロウ好きで、ココネさんもそれを知ってタロウ関係のフィギュアをよく私に渡してくれます。感謝


タロウ (5)タロウ (6)
背面は「POPY JAPAN」の刻印。なぜか「円谷プロ」表記はシールで貼ってあります。


タロウ (7)
可動はエイティと同様。ちなみにWHブランドの「スターウォーズ」も同等の可動箇所だった模様です。

この時期のケナーフィギュアは持っていませんが、90年代以降展開していたスターウォーズや「VRトルーパーズ」等ケナー製品もこういった可動処理だったのを思い出します。


タロウ (10)タロウ (1)
サイズ比較。左は「超動αウルトラマン5(2023)」右は現行ソフビ

…ぶっちゃけ現代においてはサイズ・可動共に超動が上位互換とは思うのですが(言っちゃった!)、個人的にはワールドヒーローの時代・空気を感じさせるユルさも好きです。


タロウ (8)タロウ (9)
ウルトラワールドヒーローファイト!!その②

バードンは「不滅の怪獣セット(2006)」、トレギアは食玩「ソフビヒーロー(2019)」より持ってきました。

タロウというと6兄弟の末っ子的なイメージが強かったのですが(映画「ウルトラマン物語」では、なぜかレオや80よりも後輩ぽくなってたり)、
近年はメビウスの教官、タイガの父親、トレギアの幼馴染など、どんどん新しい設定が付与されていってる印象です。



マン (4)
1、ウルトラマン

今回最後に触れるのは「(初代)ウルトラマン」。ワールドヒーローにおいては記念すべきナンバリング1号だった模様です。
「ウルトラマン」は1965年に放映。その長い歴史の中でおびただしい程のスーツバリエーションがあるのですが、WH版は放映当時版とは胸周りのデザインが違います。

なんとなく「タロウ」「レオ」の客演版や、70~80年代当時の特写・アトラクション等で使われたスーツに近いデザインだと思います(この辺あまり把握してないので自信ない)


マン (5)マン (6)
頭部アップ。
前述の通りウルトラマンは1965年の作品なのですが、WH展開前の1979年には本編再編集映画「実相寺昭雄監督作品ウルトラマン」「ウルトラマン怪獣大決戦」が公開されており、当時としても古さを感じさせないチョイスだったのかもしれません。


マン (7)マン (8)
背面。頭部は赤でなく銀で、この辺もどこか客演マンぽさを感じます。

…購入して「ん!?」となったのが背中の刻印。ポピーではなく「BANDAI」表記となっています!
ポピーがバンダイと吸収合併したのは1983年以降のはず、一体なぜ…?(後から触れます)


マン (11)マン (10)マン (9)
可動は他2体と同じ。少し手が開いているので、飛行ポーズっぽく遊ぶ事もできます。


マン (15)マン (16)
サイズ比較。左は「超動αウルトラマン4(2023)」、右はソフビ

初代ウルトラマンというと、近年は放映当時の所謂「Cタイプ」基準で出るのが圧倒的に多いので、客演orアトラクション風のワールドヒーローはかえって貴重なのかもしれない…!


マン (20)
ちなみに「ワールドヒーロー」は今の目で見るとちょっとユルめな造形ではあるのですが、
それ以前の1960~70年代に発売されていた所謂「マルサン・ブルマァク系ソフビ」の造形と比べた場合、当時のポピーなりにリアル路線を意識していたのかな…?と考える事ができます。

画像左は2002年に発売された縮小レプリカ「真・ブルマァク魂」、右はたしか2007年の食玩「プレイヒーローVS」。
時代が進むにつれよりリアルに、初期映像作品に忠実になっていった印象を受け、WHの様な客演版風のデザインはどこか過渡期の様なモノを感じます。
(生まれる前の展開も含まれるので、あくまで私個人の憶測ですが)


マン (13)マン (14)
ウルトラワールドヒーローファイト!!その③

2013年の「マクドナルド・ハッピーセット」版「バルタン星人」「ゴモラ」と戦わせてみました。時代が違ってもサイズが合えばすぐ戦えるのがウルトラおもちゃの強み。


マン (1)マン (12)

バルタン星人といえば…。映画「ウルトラマン怪獣大決戦(1979)では、「初代バルタン星人」との戦闘中に新撮の地上戦シーンが追加されました。この際の突然ブサイクになるバルタン星人の着ぐるみが後に改造されて「80」に登場する事になります。

この時はマンのスーツも客演版デザインとなるので、先ほどの「HGX」版バルタンと合わせれば「怪獣大決戦」風のバトルも再現可能になるのかなあ…と思いました。


マン (2)
ちょっと脱線しますが「ワールドヒーロー」のマンを見て思い出した事。
画像は私が小学生の頃、1988~9年?頃に地元で行われたウルトラマンショーの写真。初代マンの胸デザインが客演版に近いモノとなっています。

このショーは子供心に「胸が映像と違う…」「なんで敵がイカルス星人?」「この戦闘員は何?」とか思っていたのですがw、なんだかんだで楽しんで観ていた記憶があります。


マンマン (3)

今回のワールドヒーロー集合!!。シンプルで遊び易いフィギュアで、個人的には結構気に入ってます。

…さて、さっきの初代マンの刻印の謎ですが、
ワールドヒーローのうち初代マンと「ウルトラセブン」のみ、1983年に「ポケットヒーロー」名義で再販されました。ネットで検索するとポケットヒーロー版のパッケージは1983年のバンダイ吸収合併期特有のデザイン、通称「レインボーライン」が使われているのが確認できます。
※当ブログでレインボーライン商品は「宇宙刑事シャリバン/プラデラ・グランドバース」を扱っています。

なお「ポケットヒーロー」は他に「大戦隊ゴーグルファイブ(1982)」も発売されていた模様です。…正直今回マンの背中がバンダイ刻印でなければ、ここまで調べる事は無かっただろうなあ…。予想外に勉強になった。


マン (17)マン (18)
オマケその①。2013年「ハッピーセット」版のウルトラマンは、「八つ裂き光輪(ウルトラスラッシュ)」に指を差し込んで投げるギミックがありました。偶然にもワールドヒーローにも装備可能です。

「ウルトラマン80」第45話「バルタン星人の限りなきチャレンジ魂」において、エイティは「初代マンにウルトラスラッシュを習った」という旨のナレーションがありました。画像はナレーションを元にした妄想です。


マン (21)
オマケその②。ココネさんには他に「丸越製可動ウルトラマン人形」もいくつか戴いており、これらも今後紹介したいなあ…と漠然と考えてます。まずは他作品(TFとか)でやりたいネタもあるので、いつになるか分かりませんが…

今回の「ワールドヒーロー」玩具自体はシンプルなのですが、ラインナップや初代マンのスーツバリエーション等調べる事がやたら多くて、結果的に結構大変な記事になりましたw
なんというか当時なりのリアル路線を目指しつつも、時代柄のユルさも同居している感じで、結果的に「80年代序盤当時の時代・空気を色濃く感じさせるフィギュア」になっている気がしますね~。

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コメント

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更新お疲れ様です

ワールドヒーロー、復刻があったなんて知らなかったのでとても勉強になりました。

私もプライベートは子供優先にシフトしてきているので、あぶら超人さんもご自分のペースでまったりブログは書いていただければと思います。

送ったものは本当に気持ちばかりのものですのでガシガシ遊んでやってくださいね!

No title

個々のキャラのバリエーションがある当たり
ウルトラシリーズも時代を超えて愛されている証拠なんだなあと感じます。

お子さんもついに3歳ですか。
まだまだ大変な時期なのでお子さんを大事にしてください。

Re: ココネさん

改めて貴重なアイテムありがとうございます!
復刻に関しては「せっかくタロウ80いるし初代も買っておくか」みたいな軽い気持ちから、ここまで内容が膨らみましたw。つくづく玩具との出会いは面白いと思います。

私もTLを見てると玩具に割ける資金・時間をお持ちの方が羨ましいと思う時もありますが、こちらはこちらで子供達とのかけがえの無い時間を過ごしており、日々充実感があります。
今後はほんと、時間に余裕がある時にのほほんと進めたいですね~。

Re: サムスさん

長い歴史の中で、色々なアイテムがあるのが面白いですよね。
今回のWHは、リアルを目指そうとして、まだリアルになりきれないみたいな時代の空気を感じて面白いです。

子供もいつの間にやら3歳になりました。大変ですがアッという間な気もします。
家族中心の生活になりますが、ブログは合間合間にのんびりできればと思います。

No title

ウチで以前出した超合金初マンも、その頃の再販モノでした。 https://f2ex.blog.fc2.com/blog-entry-4025.html でもそれだけでは無かったのですね。レインボーラインとは、なんとも興味をそそりそうなブランド名(?)です。

お子様はTFとウルトラと、どっちを好きになれそうでしょうか?

Re: zaiaiosさん

リンク先の超合金出来いいですよね。私は80年代後半に出た可動指の方を持っているのですが
そちらより良さそうです。
レインボーラインは83年度玩具全般に使われているので(シャリバン、ダイナマン、アルベガス、マシンロボetc…)お持ちの玩具にもあるかと思います。

ウチの子はウルトラ、TF今のところまだ興味薄いですw。ブンブンジャーに少し興味を持っている感じですかね~

No title

Xで5代目バルタンとウルトラマンの画像を上げておられたのを見た時から、更新が楽しみでした。
レアですし、あぶら超人さんも書いておられるように「80年代序盤当時の時代・空気を色濃く感じさせるフィギュア」で、すごく気の利いたプレゼント。
いつもながら遊び方も良くて、『ウルトラマン怪獣大決戦』再現、マン兄さんが実にあの時代の造詣で、突然豚鼻バルタンと戦いだして吃驚したことを思い出しました。
そして、タロウ。オークションサイトなどで何度か画像を見ているのですが、キングブレスレットが造形されていたこと、初めて知りました。
後、サイズ比較のポーズ付けている画像、タロウの特徴的なファイティングポーズを感じさせて良いですね。
お子様、大切な時ですね。
ブログに帰ってこられたら、お子様のことも更に読めそうな気がして、楽しみにしております。

Re: トギエモンさん

ありがとうございます!
正直久々の更新が割とマイナー玩具で不安もあったのですがw、更新後のXでも反応が多くて嬉しかったです。
「ウルトラマン怪獣大決戦」の再現は実は当初考えてなかったのですが、
「近年の怪獣フィギュアと戦わせよう」→「80の相手になるのは五代目バルタンしか無いなあ」→「あれ?そういえば初代マンの胸客演版じゃね?」と、半ば偶然というか流れで思いつきました。
こういう偶然からの産物もあるので、ブログ更新は楽しいです。

タロウのブレスレットに関してはコメントで気づきましたw、当時なりリアル造形の賜物だと思います。
可動が少ないフィギュアなりにどうにかそれらしさを出すの、フル可動モデルには無い楽しさがありますね~。

最近はオモチャも子供と遊ぶもの優先になってます。夜になるとヘトヘトでなかなかブログに取り掛かれないですが、撮影や記事作りは楽しいので、のろのろでも少しずつ進めていきたいと思います。