×

知事と大学関係者が意見交換 県内の大学・短大の存続に向けて課題は…

2025年4月15日 19:47
知事と大学関係者が意見交換 県内の大学・短大の存続に向けて課題は…

人口減少や若者の流出が進む長野県内で将来、大学や短期大学を存続させるため、15日、阿部知事と大学の関係者が意見を交わしました。

阿部知事
「長野県のこれからの県全体の将来を考えた時に、私はやはり教育、極めて重要だと思います」

県庁では15日、県の幹部や県内の大学・短大の関係者など15人が集まり、意見を交わしました。

人口減少のほか、高校を卒業した後に県外の大学へ進学する若者が多いことから県内の大学や短大を将来どう存続させていくかを話し合いました。

県内には4年制の大学が11あり今年度入学する人の定員は合わせて4045人。短期大学は8つで定員は1200人でした。

一方、去年、県内の高校を卒業し大学に入学した人のうち県内の大学に進学した人の割合は「42.7%」と全国で45番目に低い水準で若者の流出が課題となっています。

県・県民の学び支援課内山研一課長
「今までも県としてはPRしたり県内の高校生へ県内大学の魅力等を発信してきた。これに加えてまた新年度においてもより支援を強化したい」

県は今後、国とも意見を交わす方針です。

最終更新日:2025年4月15日 19:53
    おすすめ