スキゾフィールド

「平　清盛」を見てる。

まぁ、面白い。

「正常人」の「性質」をよく表してると思う。



清盛の言う「武士の世」というのが、いまいちよく解らなかったが、もしかしたら、こういうことかもな？


どうせ、「六道」から、「シエラマドレ」から、「構造」から抜け出せないのならば、いっそ開き直って、そこを楽しめばいい。

欲しければ、手に入れろ。

手に入らねば、奪え。

奪えぬならば、殺せ。

「暗闇」という「穴」も、「六界」を回る「道」も、勢いよく駆け抜けろ。

そして死ね。

殺し合え。

どうせ、外には出られなければ。

面白おかしく楽しめよ。

「シエラマドレ」を。

「武士」とは、もしかしたら「正常人」の「性質」に、忠実なヤツらのことなのかもな。


「武士」に「平和」は似合わねぇ。

ヤツらに「六道」より、「シエラマドレ」より、「外」は、必要ないのかもな。

まぁ、そういうのも、見ても、面白いかもな。


清盛には、信西の「何者でもいい」も、兎丸の「海への誘い」も必要なかったのかもな。



「六道」こそが「シエラマドレ」こそが、「正常人」にとっては必要で、「開き直って」「楽しむ」のが、イイんだろう。きっと。

そういう「毒雲」がイイんだろう。きっと。


そら、「構造が無くなるのは困る」とかぬかすワケだ。



まぁ、僕にとってはそんな「二畳くらいのクソ狭い部屋」の世界なんぞ、つまらんがな。