う~むむ
この一月弱、味がわからなくなる機会が激増した
直前の食事ではわかっても、次の食事ではわからなくなっていることが幾度もある
中でも塩気が9割方わからない
ついさっき、過去最高にわからなくなって焦ってきたのでこの文をしたためている
所感としては、全般的に感度は落ちているが、先に書いたように中でも塩気がわからぬ
儂の好きなまぐろのたたき、先程これに手が滑り多すぎる量の白だしをかけてしまった
かけすぎちまったよと戦々恐々としながら食うと、うまみは薄く、塩気などほぼ全くといっていいほど感じない
そのため「もっと味がほしいな…」と醤油をかけたが、やはりわからん
匂いはわかるので、儂のたたきは単なる生臭いまぐろと相成った
直前に喰ったささみだかなんだかの惣菜もごわごわで「味がしないまずい惣菜だなあ」と思ったが、おかしいのは惣菜ではなく儂の舌なんだろう
塩のりの味もわからぬ
こうして、眼前の食い物に多量の塩気があってもそれがわからないことが恐ろしい
塩分を摂りすぎてしまう
ただ匂いは、まぐろの匂いがわかったように判別できる
葱も卵も鶏もしっかりわかった
故に風邪ではない
嗅覚が壊れているわけではない
嗅覚異常に付随する味覚障害ではあるまい
風邪や湖露那で味覚が消失した経験はあるが、そんなのは一週間程度で治ることを知っている
儂は鼻炎ゆえ鼻がつまりがちだが、現在は鼻呼吸しながらこうして文字が打てるほど通っているし、熱もない
親族にも味がわからなくなった者が過去にいたし、やはり儂もそうなんだろう
ここ最近増えた多くの不調、これらは三ヶ月前からどんどん表れてきている
高域の聴力が衰えた難聴とそれに付随する24時間消えない耳鳴り、先日の酷い神経痛、難聴による耳鳴りとは別に生じるキーン音と耳部鼻部頭部胸部の圧迫感(これについては時間帯や位置によって増減するので儂の体に原因があるわけではあるまい。―――他者が意に介さないようなものを敏感に拾ってしまっているという残念な可能性もあるが――― 先日書いたテレビの点灯を感知するときのこめかみの違和感、あれに似てるんだよ)
そして味覚の不良だ
これら全て頭部の話
それぞれが関連していないとは断言できん
神経が摩耗してしまったか
(みつき以前に起こった腸炎他はまた別の問題だろう)
当然ながら、儂の性格故に己に起きている事象ひとつひとつを可能な範囲で分析し、それらがあることで大きなストレスも抱えているが、その詳細は冗長長大になる故書かぬ
まだ不明な点もあるしな
まあ、結論としては転居を考えている
とにかく、体が徐々に壊れてきているのを感じる
もともと体力はないが、この頃は疲労も酷く殆どパソコンの前に座れぬ
昨夏脱力して立てなくなった後、ついでにやった内科の検査の結果が悪く医者の先生に「本当ならすぐ治療を始めなくちゃいけない。飲みますか、薬」と真面目な顔で言われ、儂も戦慄してしまったが(儂は難聴や痛みのある症状にはすぐ対応するくせに)それについては結局何もしていない
あの時の異常が現在の状態に大いに関係しているのかもな
寂しいものだ、味がわからなくなるというのは
生の楽しみが減る
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テーマ:ぼ
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