仮想世界に棚引く霧   作:海銅竜尾

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はい、どーも竜尾です。
今回は少し早足で参ります。



未知が手繰り寄せるモノ

==========

 

教会を出ると、ジャックに黒鉄宮の地下ダンジョンに行くと説明した。

ユリエールさんに連れられ、俺達は街路を進んでいく。

アスナの腕にはユイが抱かれている。

サーシャさんに預けておきたかったが、頑固に一緒に行くと聞かなかったので、止む無く連れて来たのだ。

その事も彼に伝える。

恐らくジャックもここまでは来ないと思っていた。

しかし、彼はそれでもついてくると返答した。

不思議と驚きはしなかった。

ジャックは、何かを知っている。

確か隠密行動が非常に優れたメンバーがいたはずだ。

《JtR》なら、黒鉄宮のダンジョンについて知っていてもおかしくない。

今なら堂々とダンジョンに入れる好機だと思ったのだろう。

入口にはすでにジャックの姿があり、ユリエールさんは『死』を運ぶ彼の姿に怯えていたが、手助けをしてくれると説明。

ジャックと距離はとっていたが、シンカーさんを助けるためだとユイも連れて五人でダンジョンに入った。

ダンジョンのモンスターの強さは大体六十層相当だったので俺が一人でカエル型のモンスターを狩り尽くしていた。

そのドロップとして手に入れたゲテモノ臭のするカエルの肉をアスナに見せて今夜の晩御飯にしようと提案したが、元々こういうのが苦手な彼女の手によって二十個以上あった食材は全て捨てられてしまった。

思わず両膝を付いて悲痛な声を上げた。

その姿に、今まで笑顔一つも無かったユリエールさんが始めて笑ったのだ。

ジャックはこれと言って何もせずに黙々と付いてくるだけ。

全体の雰囲気もある程度良くなったところで俺達はさらに先へと進んだ。

ダンジョンに入ってから二時間、ついにシンカーさんがいると思われる安全エリアが見えて来た。

その入口に立つプレイヤーを見たとたんに我慢できないというふうにユリエールさんが走り出した。

「ユリエーーーーール!!」

「シンカーーーーー!!」

涙まじりのその声にかぶさるように、男の絶叫が。

「来ちゃだめだーーーっ!!その通路は……っ!!」

その時。

俺達の走る通路と直角に交わっている道の右端死角部分に、不意に黄色いカーソルが一つ出現した。

表示は《The Fatal=scythe》。

定冠詞、ボスモンスターの証だ。

アスナが叫ぶがユリエールさんは足を止めることは無い。

俺は瞬時に思考を切り換え、全力で走りだした。

右手でユリエールさんを抱きかかえ、左手の剣を地面に付き立てる。

何とか交差点前で止まり、右側から黒い影が地響きを立て横切った。

ユリエールさんとユイを安全地帯に行くように指示し、俺達は剣を抜いて黒い影を見る。

瞬間、俺の《識別》スキルが発動する。

が、俺の視界には奴のHPバーしか見えていない。

つまり、その強さは恐らく――。

 

――九十層クラスのボスだと言うことだ。

 

アスナにその事を伝えると身体を強張らせる。

「さーてと、お前らはどうするんだ。逃げるか?」

後ろから聞こえた声にはその選択肢はないと示唆している。

まさか、コイツがいると判っているからジャックはここに来たのか。

アスナが不安そうに俺を見る。

もしかしたら俺の俊敏値であの死神から逃げられるかもしれないと思っているのかもしれない。

けれど、ジャックだって九十層クラスのボスと戦えば危険な事は確かだ。

特に俺達の防具はコイツを相手にほとんど意味をなしていないのだ。

「ユリエールさん、ユイちゃんを連れて三人で脱出してください!」

それが、彼女の選択だった。

その時。

死神は既に大鎌を振り被っていた。

ジャックは素早く鎖で天井にぶら下がり、俺達は両手の剣とアスナの剣の三本を向ける。

 

――赤い閃光、衝撃。

 

俺とアスナはともに大きく吹き飛ばされた。

急いでHPを確認すると、剣で受けたと言うのにもうイエローゾーンだ。

ジャックはその中で戦っていた。

鎌を振り被るときはさほど速くない死神だが、鎌を振るのはそれに反する速度だ。

空中を鎖で移動しながらひたすらに攻撃をかわし、着実に攻撃を加えている。

《鎖》の最大の利点は相手に鎖を掴まれても全く問題が無いと言うことだろう。

もし掴まれたとすればその時点で《固定》が発動可能な上に、《伸縮》の効果でいくら引っ張ってもジャックを思いどうりに動かすことは出来ないのだ。

短剣《カオス・ネグリッド》は白く輝く。

九十層レベルのボス相手に、たった一人で対峙していた。

彼の足から徐々に霧が発生する。

闇と、霧がお互いを消し合う様に反発する。

その中を、ゆっくりと歩いて行く人影を見付けた。

ジャックではない、慌ててそこに視線を集中させると先に待ち受ける危険を恐れもせずに歩くユイの姿が。

ジャックの動きが止まる。

瞬間、死神は必要以上に近づいてきたユイに向かって鎌を振り下ろした。

「だいじょうぶだよ、パパ、ママ」

アスナの絶叫を掻き消すように凶悪な切っ先がユイの真っ白い掌に触れる。

その寸前、鎌は鮮やかな紫色の障壁に阻まれた。

 

【Immortal Object】。

 

それはプレイヤーが持つはずの無い《不死属性》を表している。

ユイは右手を上にあげると紅蓮の炎がジャックの霧を遮断して巻き起こる。

凝縮された炎は剣となり、ユイに着せていた冬服は一瞬で燃え散る。

元々来ていた白いワンピースだけになったユイは身の丈を超える剣を振り下ろし、死神を、真っ二つに切り裂いた。

ジャックが壁から鎖を解除して下りるとユイに向かって歩を進める。

彼と俺達を見て、ユイは瞳一杯に涙を溜め、静かに言った。

「パパ……ママ……お兄ちゃん。ぜんぶ、思い出したよ……」

 

==========

 

もう彼女は、俺達の知る《ユイ》では無かった。

「はい、全部説明します。キリトさん、アスナさん、ジャックさん」

彼女の正体は本来のアインクラッドで精神に異常をきたしたプレイヤーを手助けする《メンタルヘルス・カウンセリングプログラム》。

MHCPという単語を彼女のウィンドウの名前の欄に書かれていたことを思い出し、歯を食いしばる。

だが、デスゲームとして始まったこの世界に彼女のような存在は不要だった。

ただ見ていることしか出来なかったのだ。

その中で、俺達を見付けて彼女は一緒に暮らしたいと思ったのだ。

彼女は間違いなく《ユイ》だった。

しかし、ユイの姿が崩れ始める。

先程システムコンソールに触れ、システムに干渉したことでこの世界の核である《カーディナル》が自分をエラーとしてもうじき除去すると言う。

俺とアスナの悲痛の叫びも虚しく、ユイの体は透き通る。

 

――ママ、わらって……。

 

「うわあああああ!!」

抑えようの無くなった声を上げ、石畳の上にうずくまって彼女は泣いた。

腕の中は、空っぽだった。

どうしようもない、コレだけは諦めるしかないと振り返る。

入口にはジャックが壁に凭れかかっていた。

腕を組み顔を下げていたが、その視線は確かに俺に向けられていた。

これ以上何が出来ると言うのか。

もしかすると、お前は最初から気付いていたんじゃないか。

何時だってそうだ。

《圏内事件》の時も最初から全てを見通しているようだった。

今回も、お前はこの結末になることを解っていたんじゃないのか?

徐々に、膨らむ感情。

 

――思い通りにはさせない。

 

俺はすぐさま振り返ると黒いコンソールからキーボードを表示してひたすらキーを叩く。

幾つかのコマンドを立て続けに入力すると、不意に黒い岩で出来たコンソールが破裂し俺は吹き飛ばされた。

「き、キリト君!!」

慌てて寄ってきたアスナに、俺は右手を差しだす。

アスナはその手を握る。

その手に落としたのは小さなクリスタル。

ユイのプログラム本体だけを切り出してクリスタルとしてオブジェクト化したのだ。

白く輝くクリスタルは、まるでユイの心を示しているようだった。

「どうだ」と言わんばかりにジャックの方を見る。

しかし、入口に彼の姿は無く、クリスタルを強く握る彼女を強く抱きしめた。

 

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その後は先に脱出したユリエールさんとシンカーさんの下に行った。

ジャックは彼らに会うこと無かったらしく、ユイも居ないことに気付く。

「ユイは、お家に帰りました」

そう伝えるとアスナの手に握られたクリスタルを見て察してくれた二人は、何も言うことは無かった。

それに、ユイはまだ死んだわけではない。

きっと現実に戻ればユイは復元できるはずだ。

俺達は、更に強く現実へ戻るとその日の夜に誓い合った。

しかし、そんな新婚生活も僅か二週間で終わりを告げる。

第七十五層ボス偵察隊が全滅したのだ。

情報によるとボス部屋にプレイヤーが入り込み、ボスが出現した瞬間、入口が閉じてしまった。

加えて扉は《鍵開け》スキルも効かずに扉が開いたのは戦闘開始から五分後。

そこに人もボスの姿も無かったと言う。

《生命の碑》で確認すると先発して中に入った十人のプレイヤー全員の死が明記されていた。

《結晶無効化空間》。

第七十四層から何となく予期していたことが形になってしまった。

いよいよ、一発勝負のデスゲームが始まった。

よって、攻略組の中でも精鋭が集められることになったのだ。

元々その予定だったが、メンバー選びはより綿密に行われ俺達に招集が掛けられるのは必然だということ。

それをヒースクリフから聞かされた俺達は彼と参謀たちの去った広間で二人、互いが最後まで生き残れるようにと抱き合った。

 

==========

 

第七十五層主街区《コリニア》のゲート市街には、既に攻略チームと思しきプレイヤーたちが集結していた。

俺とアスナが到着したのを見て緊張した表情で目礼を送ってくる。

この状況には慣れっこなアスナに小突かれ、ぎこちなく敬礼を返すと景気良く肩を叩かれ振り返る。

「よう!」

悪趣味なバンダナをして笑うクライン、驚いたことにその横には両手斧で武装したエギルの巨体もある。

「なんだ……お前らも参加するのか」

「なんだってことはないだろう!今回はえらい苦戦しそうだって言うから、商売を投げだして加勢に来たんじゃねえか」

大げさな身振りで喋りつづけるエギルの肩を黄金の手がポンと叩く。

「そんな無欲の精神を持つエギルさんは戦利品の分配もいらないよね」

そう言われたエギルは振り返りながらつるつるの頭に手をやり、眉を八の字に寄せた。

「いや、そ、それはだなあ……」

情けなく口籠るその語尾に朗らかな笑いが重なる。

集まったプレイヤーたちもその雰囲気に緊張を解れていくようだった。

「短い結婚生活だったね、わたしとしてはもうちょっと二人のラブラブっぷりを見ておきたかったんだけど」

「シンディアって最近そればっかり言ってない?」

エギルにナイスジョークをかましたシンディアは兜を外した綺麗な顔で微笑む。

「だって人の恋愛ほど面白いモノは無いでしょ?特に《黒ずくめ》は……ねえ?」

「なぜそこで疑問形なんだ?」

突然シンディアにジト目を向けられる。

前にも何度かあったが俺は彼女に何かをしただろうか……。

未だに彼女に接する度に殺気が飛んでくるのだが、本当に何のことか解らない。

午後一時ちょうどに転移ゲートにヒースクリフが現れ、プレイヤーたちに再び緊張が走った。

聖騎士と四人の配下はプレイヤーの集団を二つに割りながら真っ直ぐ俺達のほうに歩いてきた。

威圧された様にエギルが下がる中、俺達は真っ直ぐとヒースクリフを見ていた。

「欠員は無いようだな」

彼の言葉に全員がざわめく、まだあいつの姿が見えていないのだ。

まさか『《笑う棺桶》討伐作戦』のように姿を現さないのかと不安になったが、ヒースクリフが指を差すと広場から伸びる大通りの真ん中を堂々と歩きながらこちらに向かって来る人影。

歩く度に鎖が地面にぶつかり金属音を立てる。

真っ黒なライダースーツのような軽装備ともいえる防具に身を包み、ズボンのポケットに手を突っ込んで悠然と歩を進める。

近づく毎にその表情がくっきりと視界に映る。

これから起こる戦いで死ぬかもしれないのに全てを嗤うような狂気の笑みを浮かべている。

ヒースクリフとは逆側からプレイヤーを割って歩き、俺達の前で足を止めた。

「少し遅刻だな、ジャック君」

「そりゃ悪かったな、オレって結構時間にルーズなんだよ」

「ふむ、それなら今度から君の集合時間は少し早めに設定しておこう」

「お気遣いどーも」

《殺人鬼》と《神聖剣》の言葉の応酬は終わり、ヒースクリフは濃紺色のアイテムを取り出すと「コリドー・オープン」と発声した。

これで一気に全員でボス部屋の前まで飛ぶのだ。

まずヒースクリフが回廊の青い光の中に足を踏み入れる。

三十数人のプレイヤー達もそれに続き、俺とアスナを残してジャックは「先に行ってるぜ」と見送りのプレイヤーたちの声が飛び交う中、光へと姿を消した。

俺達は小さく頷き合うと、手を繋ぎ、同時に光の渦へと身体を躍らせた。

 

==========

 

ボス部屋の前で、再度ヒースクリフは俺達の方を向き、長剣を音高く引き抜いて戦闘開始を告げる。

今回は類を見ない事前情報なしの戦いだ。

目の前にある二枚の扉が閉じたとき、俺達が全滅するかボスが倒れるかしない限り開くことは無い。

最後にアスナと誓った互いに守るという言葉を思い返しながら、剣の柄を握る。

かなり広いドーム状の部屋にボスの姿は無い。

数秒の沈黙が続く、限界まで神経を張り詰めている所為で誰も声を上げることは無い。

 

「上だな」

 

ぽつりと緊張感の無い声でジャックが呟く。

天井に張り付いていたのは――百足。

全長十メートルほど、人間の背骨を切り出したような構造をし、ニ対四つの眼窩を持った凶悪な頭蓋骨。

内部で青い炎が瞬き、顎の骨は鋭く、頭骨の両脇からは鎌状に尖った巨大な骨の腕が突き出している。

 

――《The Skullreaper》

 

骸骨の刈り手に相応しいそのモンスターは無数の足を蠢かせ、呆然とする俺達に襲いかかった。

「固まるな!距離を取れ!!」

この状況でも動き出せたプレイヤーも少ない中、ヒースクリフは真っ先に声を上げる。

だが、三人程プレイヤーたちの動きが止まった。

「こっちだ!!」

俺が声を出すのも虚しく、落下してきた骸骨によって三人のプレイヤー達は同時に切り飛ばされた。

急速にHPが減って行き、その色は黄色、赤と色を変え、やがて真っ黒になり空中でその姿は破砕した。

(俺達と違ってそこそこ防御の高いプレイヤーを一撃で……)

《The Thanatos》のようにパワーがある訳でもなく《The World》のように手数が多い訳でもない。

瞬時に、命を刈り取られたのだ。

その姿に多くのプレイヤーがパニックに陥った。

しかし、それを纏め上げることが彼の役割だ。

追撃に悲鳴を上げ団体から逸れたプレイヤーに向かった《スカル・リーパー》を止めたのは聖騎士ヒースクリフ。

続くように間に入ったのは《黄金》シンディア。

俺とアスナもすぐに我に返ると二人同時に鎌を受け切り、攻撃を開始した。

徐々にプレイヤー達は呪縛から解けたように動き始めた。

正面は俺達で何とか抑え、側面から複数のプレイヤーが攻撃を一気に叩き込む。

そして、全てのプレイヤーの動きを見ているかのように人の間に鎖が走る。

 

「あげゃ」

 

鎖の上を走り回るのはジャックだ。

絶妙なタイミングで《スカル・リーパー》の行動を阻害し、攻撃を逸らして隙を作り出す。

《殺人鬼》は命を刈る者ですら殺すのだ。

彼の手に握られた短剣は骸骨の魂を削るごとに真っ白な刀身は黒く光る。

息の突かせぬ攻防戦は尚も続く。

死闘の中で、俺とアスナはまるで一人の人間にでもなったように剣を振りつづけていた。

 

==========

 

一時間の激闘の末、骸骨は飛散した。

俺もアスナも生きていた。

だが、この戦いにおける死者は十一人。

一番犠牲者を出した戦いだった。

一時間で終わったのも、奴の攻撃の速さに俺達の反撃の速度も上がっていたからだ。

ようやく四分の三。

まだ二十五の階層が待ち構えているのだ。

このままでは最上階にたどり着くまで残るのはごく僅かなプレイヤーだ。

例えば、クラインたち《風林火山》のそばで落胆する彼らを支えるシンディア。

疲れる様子も無く、周りの状況を見ているジャック。

そして、毅然としているヒースクリフ。

戦って分かったが本当に奴のHPが半分を割ったことは無い。

ジャックですらイエローゾーンまで削られることはある。

確かに《濃霧》と違って《神聖剣》は純粋な戦闘能力を上げるスキルだ。

それに、俺との戦いで見せたあの速さ。

しかしそれでも正面から攻略組を一撃で葬る程の攻撃を受けてその防御力は異常としか言いようがない。

ジャックよりも不可解な力を感じたその時だった。

 

――脳裏に、恐ろしい程の戦慄が貫く。

 

再びヒースクリフに視線を向ける、彼が床にへたり込む者たちに向けている視線はまるで別次元に立っている者の姿。

 

――『神』。

 

気がつくと走り出していた。

奴に感づかれてしまってはもう遅いのだ。

視界の端で、走り出そうとしている俺を見たジャックが笑っていた。

「キリト君……?」

アスナが俺の異変に気付くが、蹴りだした思考と身体は、もう止まらない。

片手剣の基本突撃技《レイジスパイク》は防御の遅れたヒースクリフの身体を刺した――。

 

――はずだった。

 

切っ先は身体の前に出現した紫色の障壁によって弾かれる。

俺の突然の攻撃に、アスナは驚きの声を上げ駆け寄ったが紫の障壁に書かれたメッセージを見てぴたりと動きを止めた。

【Immortal Object】。

プレイヤーに与えられることの無いその表示をここにいる全ての者達が目にした。

さまざまな者達が疑問を浮かべる中、俺はヒースクリフから飛び退くと言った。

「この世界に来て戦っているうちに俺は単純な真理を忘れてたよ。『他人のやってるRPGを傍から眺めるほど詰まらないことはない』。そうだろう、茅場晶彦」

 

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ニシダさんェ…。
ま、ジャックも関与してないんで総カットでお送りしました。
「朝霧の少女」から一気にクライマックスまで。
【Immortal Object】が二度光りましたね。
ついに最終決戦です。
原作とはちょこっと違うキリト君を刮目せよ!

【次回予告】

「さて問題だ茅場。ここでオレが取った行動は一体何でしょう?」

「だから、その恩を返すよ」

――「『殺す』」

「じゃあ、またね。明日奈、和人」

次回をお楽しみに!それでは。
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