学び直しの場「自主夜間中学校」が開校 生徒の“ある言葉”がきっかけに 《新潟・新発田市》
教育を十分に受けられなかった人たちの学び直しの場をつくろうと8日夜、新発田市にボランティアによる「自主夜間中学校」が開校します。開校のきっかけとなったのは生徒のある言葉でした。
8日、新発田市でチラシを配っていたのは西新発田高校の生徒たち。手にしていたのは8日に開校する自主夜間中学校の案内です。
〈チラシを受け取った人〉
「夜、学ぶ場所があればね いいんじゃないかと思うよ」
さまざま理由で十分に教育を受けることができなかった人たちの学び直しの場として、有志によって運営される自主夜間中学校。
西新発田高校の松本教諭です。設置のきっかけとなったのは生徒のある言葉でした。
〈西新発田高校 松本英也教諭〉
「授業で夜間中学について触れるんですけどそのとき夜間中学は新潟県にないと言ったときに生徒から『なんでないんだ』『なぜ作らないだ』と言われて」
設立に向けて会を立ち上げ、新発田市の教育委員会に要望。また自身が顧問を務める社会科部の部員とともにポスター配りなど地域で活動を展開してきました。
運営はボランティアが担い日本語の読み書きや漢字などをそれぞれのペースで学ぶ予定です。
〈社会科部の生徒〉
「私たち高校生が活動して(夜間中学が)できてくれると いうのがすごいうれしい」
〈西新発田高校 松本英也教諭〉
「学びを得ることでその学びを得た方が見える世の中がより明るいものであってほしい。世の中が学びに励んでいる方をあたたかく見守る、応援してもらえる学校であってほしい」
新発田市の夜間中学校は毎週火曜日午後6時から開かれ、誰でも自由に通うことができます。