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現役Jリーガーがアスリートの卵育成 岩崎悠人が福岡にスクール開校 今季初ゴール生んだ動き伝授

 J1アビスパ福岡のFW岩崎悠人(26)が7日、福岡市中央区大名で未来のアスリートを育てるスクール「FIRST ATHLETE CLUB」(ファーストアスリートクラブ)を開校した。

 現役Jリーガーが独自に育成事業を始めるのは珍しく「現役でやっているからこそ説得力が高まる。大好きな福岡でアスリートを育て、福岡のスポーツ界を盛り上げたい」と一念発起。原則中学生以上を対象に、自身が日々取り組むストレッチなどを伝授、体の効率的な使い方を伝えてけが防止やパフォーマンス向上などに一役買うつもりだ。

 同クラブは岩崎や、福岡市内で活動する大人向けのランニングクラブ「FIRST RUNNING CLUB」(ファーストランニングクラブ)の一番ケ瀬大幸(ひろゆき)代表らで発足。両者は2023年末に同市の大濠公園で意気投合し、一緒にトレーニングしてきた中で、育成事業を立ち上げた。

 毎週月曜日に1時間行うのは「身体操作トレーニング」。体幹を安定させるために腹式の呼吸の動きを見直したり、背骨を意識して姿勢を安定させたりしながら、体の適切な使い方を学ぶ。岩崎は京都橘高2年時の2015年に現在専属トレーナーとして契約している和泉彰宏氏と出会い、身体操作トレーニングを始めたことで「硬かった体が柔らかくなり、プロに入ってから一度も大きなけがをせずに続けてこられた」。福岡移籍1年目だった昨年はチームで唯一全試合出場した。

 7戦ぶりにスタメン入りした6日のホーム浦和戦では今季初ゴールをマーク。CKから跳ね返ってきた球を拾い、相手を1人交わしてすぐさま左足を振り抜いて決めた。「下半身は固めて、上半身は緩める。トレーニングでしてきた動きを無意識まで落とし込んだことで、あのプレーができた」と成功体験を披露した。

浦和戦の後半、先制ゴールを決める福岡・岩崎(左)(撮影・菊地俊哉)

 岩崎はスクールにアドバイザーとして参加。7日のトレーニング初日ではトカゲに似せた「コモド」と呼ばれるポーズをはじめ、自らメニューを実践。参加者たちに計24個で構成される背骨を「一個一個ちゃんと使えるような体になって」などとアドバイスした。

参加者のトレーニングをサポートする岩崎(左)

 今後も「試合が近くない日はコンディションと相談しながら極力参加したい」という。説得力を高めるためにも「より試合に絡めるようにして、あと何回か(ゴールパフォーマンスの)熱男を発動できるように頑張ります」と誓った。

 教室の参加者は現在も募集。希望次第では別の曜日に増やす可能性もある。詳細はファーストアスリートクラブの公式サイトより。(末継智章)

参加者と「コモド」のポーズで記念撮影する岩崎(後列左から4人目)

 

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末継 智章

末継 智章

記者

1978年生まれ。福岡市出身。 2006年から運動部で、主にサッカーや五輪競技を取材。 4年間の東京支社勤務では西武も担当した。2024年夏に本社へ復帰し、アビスパ福岡担当。 自称社内一の巨漢で柔道やラグビーをしていたのか聞かれがちですが、小、中、高とバスケ一筋でした。

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