浜「ヒッキー!!!もう婚約届だしたの!?」

比企谷「あぁ、雪ノ下が役所に提出したと思うが……どうかしたか?」

由比ヶ浜「ヒッキーが責任とるって言ってる子供の事なんだけど、あれヒッキーの子じゃないの!」

比企谷「なんで俺の子じゃないってわかるんだ?」

由比ヶ浜「今日ララポ行った帰りに陽乃さんと隼人くんが子どもと手を繋いで歩いてる姿見たの」

比企谷「それでなんで俺の子じゃないと?お前には子供の顔と名前まで教えてないはずだが?」

由比ヶ浜「隼人君に子供かわいいねなんて言って話かけてるうちにいろいろ聞き出したんだよ、そしたら
      高校の時に陽乃さんとの間にできた子どもだって、おかしくない?そのときヒッキーの子供がお腹にいるはずだよね?」

比企谷「確かにそうだが……、その子どういう髪型してたか覚えてるか……?」

由比ヶ浜「ショートカットで、目の下に泣きほくろがあった」

比企谷「それは………恐らく雪乃が育ててるはずの子だ……」

89: 2013/11/23(土) 12:31:38.54 ID:sB95Bvuz0
由比ヶ浜「ゆきのんを問いただそうと電話したんだけど着信拒否されてて、家に行ったんだけど反応がなくて……」

比企谷「雪ノ下はいずればれる事をわかっててあそこまで焦ってたわけか……しかしもう婚姻届はだしてしまったんだが……」

由比ヶ浜「ヒッキーはこのままでいいと思ってるの?」

比企谷「俺は嘘つかれるのは嫌いだからな、ここまで人をコケにしたわけだから離婚してもらう」

由比ヶ浜「ヒッキー絶対ゆきのんに負けちゃだめだよ!!」

比企谷「あぁ、由比ヶ浜教えてくれてありがとう、今度礼をする」

由比ヶ浜「じゃあゆきのんと離婚してからでいいから、ハニトー奢ってほしいな!」

比企谷「ハニトーか、それくらいなら安いもんだ、じゃあまたな」

由比ヶ浜「うん、ヒッキー頑張ってね!おやすみ」

103: 2013/11/23(土) 12:52:32.70 ID:sB95Bvuz0
雪ノ下「あら比企谷くん、まだ結婚式はだいぶ先なのだけれど」

比企谷「おい話は聞いたぞ、お前が八子と言ってる子供、俺の子じゃなくて葉山と陽乃さんの子なんだって!?」

雪ノ下「………………そう、気づいてしまったのね……………、でももう遅いわ、婚姻届はすでに提出済みよ」

比企谷「すぐに離婚してもらう」

雪ノ下「それは無理ね、私は離婚する気が全くないもの」

比企谷「それならお前を訴えるまでだ」

雪ノ下「あなたが私を訴える……?ふふふ、私相手に勝てると思ってるのかしら」

雪ノ下「それに、離婚したとしてもあなたが幸せになれるとは思わないわ」

比企谷「そんなのお前にわかる事じゃないだろ」

雪ノ下「自信もって言えるわ、それに私以外の女と一緒になったとしても絶対に幸せになんかさせないわ」

比企谷「…………………」

雪ノ下「あら、怖がらせるつもりはなかったのだけれど、ふふふ」

141: 2013/11/23(土) 15:01:41.42 ID:sB95Bvuz0
雪ノ下「私と暮らせばあなたは今の仕事も辞めて専業主夫として暮らせて良いことずくめだと思うのだけれど」

比企谷「あいにくだが俺は今の仕事をそこそこ気にいってるんで辞めるつもりはないんだ」

雪ノ下「そう、別に仕事を続けたければ続けてもらってけっこうよ、家事は私がやるし、あなたは一緒にいれくれるだけでいいのだけれど」

比企谷「………今の言葉は少しぐっときたが…、でもまだ俺はお前を信用できない、なぜあんな嘘ついてまで結婚しようとしたんだ」

雪ノ下「それはあなたを愛してるからよ」

比企谷「それでなんで今さら俺と結婚しようなんて思ったんだ?」

雪ノ下「今思えば高校生の時にあなたに告白しておけばよかったと後悔してるわ、今さら言っても遅いのだけれど」

雪ノ下「高校卒業してからというもの、大学では毎日の様に告白されたは、もちろん全部振ってやったのだけれど」

比企谷「自慢かよ」

雪ノ下「それで社会人になってから、こんどは母親からお見合いさせられるようになってね、
     私は自分のパートナーくらい自分で探すと言ってるのだけど聞かないのよ」

雪ノ下「とてもいい人ばかりで、経済力もあって、容姿も優れてて、たしかに結婚相手として不足はない人ばかりだったわ」

比企谷「それのどこが不満なんだ?俺なんかよりよっぽど幸せな結婚生活をおくれそうじゃねーか」

雪ノ下「でもそれじゃつまらない」

雪ノ下「全て完璧な私だからこそ、私に正面から向き合ってくれて、たまに否定してくれる。そんな人がいいのよ、あなたみたいにね」

雪ノ下「ねぇ………もう一度考えなおしてもらえないかしら?嘘をついた事なら謝るわ」

144: 2013/11/23(土) 15:14:41.75 ID:sB95Bvuz0
比企谷「俺は別にお前の事が嫌いなわけじゃない」

雪ノ下「なら一緒に……」

比企谷「今まで起こった出来事が頭の中でまだ整理仕切れてないんだ、少し考えさせてくれ」

雪ノ下「わかったわ……まだ時間はあるのだしゆっくり考えてもらっても構わないわ……」

プルルルルル

比企谷「すまん電話みたいだ」



比企谷「はいもしもし、由比ヶ浜か」

雪ノ下「由比ヶ浜さん……」

由比ヶ浜「あっ!ヒッキー?ゆきのんとは離婚できた?」

比企谷「いや……その件についてはまたあとで…あっ」   雪ノ下「比企谷くん携帯貸してもらえるかしら」

雪ノ下「もしもし由比ヶ浜さん?」

由比ヶ浜「えっ?ゆきのんヒッキーの側にいたの!?」

雪ノ下「えぇ私達は夫婦なんだから側にいるのは当然じゃない、それで由比ヶ浜さんは何しにかけてきたのかしら?」

由比ヶ浜「早くヒッキーと離婚してよ、他人の子供使ってまで無理やり結婚して、ゆきのん最低だよ」

150: 2013/11/23(土) 15:48:26.59 ID:sB95Bvuz0
雪ノ下「そう……由比ヶ浜さん、あなたが比企谷くんに吹き込んだのね…」

由比ヶ浜「「だって子供をだしに結婚迫ったのは本当の事でしょ?それにゆきのん着信拒否して私から逃げまわってたよね」

雪ノ下「あなたがしつこいからよ、それに奉仕部にあなたが入部した時から面倒事に度々巻き込まれてこちらはとても迷惑してたの」

由比ヶ浜「はぁー?それなくない?あの時ゆきのんも楽しそうにしてたよね?」

雪ノ下「楽しい時も確かにあったのは事実よ、でもね、あなたが邪魔になってきたのよだんだん」

由比ヶ浜「え、それどういうこと?」

雪ノ下「比企谷くんに対する過剰なスキンシップ……正直腸が煮えくり返る思いだったわ」

由比ヶ浜「それくらいの事で怒ってたの?それゆきのんが友達いないから人との距離感わかってないだけじゃん」

雪ノ下「いいえ、あなたは比企谷くんの事が好きだったの、違うわね、今でも好き、そうでしょう?」

比企谷「!!!」

由比ヶ浜「ゆきのんひどいよ、私の口から直接言おうと思ったのに、早くヒッキーに変わってよ!!」

雪ノ下「あなたには悪いけどもう私の夫になったの、だから私以外の女の連絡先は全て削除させるわ、携帯も変えてもらうからそのつもりでね」

雪ノ下「では由比ヶ浜さん、二度と比企谷くんに関わらないでね、さようなら」

ガチャ プープー

比企谷「お、おい………」

153: 2013/11/23(土) 15:52:38.58
これは小町との接触も許さない勢い

154: 2013/11/23(土) 15:53:21.12
お、おい…

164: 2013/11/23(土) 16:41:27.93 ID:sB95Bvuz0
雪ノ下「とりあえずこの携帯は預からせてもらうわ」

比企谷「そりゃないだろ……」

雪ノ下「いつあの女がかけてくるかわからないものね」

雪ノ下「それと結婚式後に予定してた引っ越しだけど、明日に変更するわ」

比企谷「へ?」

雪ノ下「あなたの部屋の荷物は全て明日運ばせるように手配もしておくから」

比企谷「おい、俺に考える時間くれるって……」

雪ノ下「あの女が存在してる以上、あの家に住むのは危険が伴うわ、ご家族には私から説明しておくから安心してもらっていいわよ」

比企谷「いやまだ一緒に住むと決めたわけじゃ……」

雪ノ下「比企谷くん」

比企谷「なんだよ…」

雪ノ下「これからよろしくね」

比企谷「はぁ……」

166: 2013/11/23(土) 16:50:10.12 ID:sB95Bvuz0
引っ越し当日

小町「雪乃さん、お兄ちゃんを頼みますね」

雪ノ下「えぇ、しばらく会えないと思うけど、たまにはこの男を連れてくるから、小町さんも元気で」

比企谷「おい、俺はお前の家に監禁でもされんのかよ……」

雪ノ下「専業主夫として働いてもらうだけよ」



由比ヶ浜「あれ、ヒッキー……どこにいくの?」



雪ノ下「チッ、都築早くだしてもらっていいかしら」

都築「かしこまりましたお嬢様」

比企谷「お、おい雪ノ下、あいさつくらいしてもよかったんじゃ…」

雪ノ下「だめよ」



ヒッキーヒッキーヒッキーヒッキー  ダダダダダダダダッ


雪ノ下「チッ、都築もっとスピードでないかしら、あの女ものすごいスピードで追いかけてくるわ」

173: 2013/11/23(土) 17:07:14.59 ID:sB95Bvuz0
ヒッキーヒッキーヒッキーヒッキー…………………







雪ノ下「やっと撒いたようね……」

比企谷「由比ヶ浜すごい形相してたぞ……絶対夢にでてくるわ……」

雪ノ下「安心しなさい、今日から一緒に寝てあげるから」






雪ノ下「ここが新居よ」

比企谷「またすごい所だな……これいくらしたんだよ」

雪ノ下「あなたが気にする事ではないわ、それにセキュリティが万全な所じゃないとね……」

224: 2013/11/23(土) 19:39:46.06 ID:sB95Bvuz0
比企谷「落ち着かないな……」

雪ノ下「今日住み始めたばかりだから当然よ」

比企谷「それだけじゃないんだがな……」

雪ノ下「昼食をつくろうと思うのだけれど、パスタでいいかしら」

比企谷「なんでもいいよ」

雪ノ下「遠慮しないでいいのよ、ここは今日からあなたの家なのだから」

比企谷「んで俺明日から仕事どうすればいいんだ……?」

雪ノ下「会社を辞める手続きはすでに済ませてあるわ」

比企谷「まじかよ……あそこに勤めるまでに何回面接してきたと思ってるんだ……」

雪ノ下「心配しなくてもあなたは私が養ってあげるから」

比企谷「そんな事言って途中で俺と反りが合わなくなって離婚したくなったりするんじゃないだろうな?」

雪ノ下「私をなんだと思ってるのかしら、自分で選んだ相手とは氏ぬまで付き合うわよ」

比企谷「そりゃありがてーこった……」

237: 2013/11/23(土) 20:00:05.95 ID:sB95Bvuz0
比企谷「相変わらずお前の作る料理は美味しいな……」

雪ノ下「あら、お世辞でもそう