県内の公立小中学校、義務教育学校計558校で7日、入学式が行われ、新入生が新たな一歩を踏み出した。
このうち、福島市では、松川小、金谷川小、下川崎小、松陵中の4校の統廃合により誕生した「松陵義務教育学校」が開校、新1年生89人が入学式に臨んだ。式では新入生が、中学1年に当たる7年生と手をつないで入場。初めは緊張した様子だったが、名前を呼ばれると元気な返事を会場に響かせた。入学式に先立ち、開校式も行われた。
県教委の1月末時点での調査によると、新入生は小学校1万1802人(前年度比782人減)、中学生1万2982人(同640人減)、義務教育学校263人(同81人増)。
山木屋小中、新しい歴史を
川俣町の山木屋小中は7日、同校で始業式を行い、山木屋小には2018年度以来7年ぶりに児童が戻った。
児童は希望を胸に元気に登校し、新学期をスタートさせた。式では久しぶりに校歌が響き渡り、安田雄生校長が「一生懸命に学んだり、身体を動かしたりして、山木屋小の新しい歴史をつくって」とあいさつ。真新しい教科書を手渡した。
山木屋中の入学式では新入生が緊張した面持ちで式に臨んだ。児童と生徒が共に一つの学びやで過ごす小中一貫教育校として新たな一歩を踏み出した。