佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画を巡り、佐賀県は14日、空港の運用変更に関する事前協議を終えたと発表した。未回答だった福岡県柳川市が同日、文書で答えた。協議の対象だった佐賀市、県有明海漁協、JAさがを含む4者全てから「異議なし」などとする回答が出そろった。県は、4者からの意見とともに協議の終了を九州防衛局に通知した。
県が関係機関と結んでいる協定や合意書は、空港の運用を変更する際は事前協議すると定めている。防衛省はオスプレイ17機と陸上自衛隊目達原駐屯地(吉野ヶ里町)から移駐するヘリ約50機の運航計画を示し、県に事前協議の実施を依頼。2月7日に協議はスタートした。




