パレスチナのガザ地区では13日、イスラエル軍が北部にある病院を空爆するなど、48時間に90以上の標的を攻撃したと発表しました。
また、エジプトとの境界にあるラファを包囲したと発表するなど、攻勢を強めるガザ地区の南部では新たな場所にも地上作戦を拡大しているなどとして、ハマスへの軍事的な圧力をさらに強めています。
一方、地元メディアは、ガザ地区の北部ではイスラエル軍による空爆で住民5人が死亡したほか、南部でも女性を含む3人が死亡したなどと伝えていて、中東の衛星テレビ局アルジャジーラも13日、少なくとも32人が死亡したと報じています。
ガザ地区ではイスラエルとハマスの6週間の停戦のあと、延長に向けた協議が行き詰まり、先月18日にはイスラエル軍が攻撃を再開し、犠牲者が増え続けていて、現地の保健当局はこれまでに5万944人が死亡したと発表するなど状況は厳しさを増しています。
イスラエル 90以上の標的攻撃と発表 死傷者多数 病院も標的に
イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦延長をめぐる協議が行き詰まる中、イスラエル軍は13日、ガザ地区全域で、48時間に90以上の標的を攻撃したと発表するなど、ハマスへの軍事的圧力をさらに強めています。一方、攻撃では病院も標的にされたほか、女性を含む多数の死傷者が出たと伝えられていて、状況は厳しさを増しています。
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