山形大で100円朝食スタート 経済難の学生支援、生活リズム構築も
経済難の新入生に温かくて栄養ある朝食を食べてほしい。そんな思いから、山形大は17日から「100円朝食」を始める。名付けて「朝活応援プロジェクト100」。生活リズムを整え、朝から元気に大学に通ってもらおうとの狙いもある。
100円朝食には、ご飯とみそ汁に、焼き魚などの主菜、ひじきや野菜の小鉢が付く。単価を合計すると1食473円(税込み)になるが、大学生協や、卒業生や支援者からの寄付からなる山形大学基金の支援を受け、安く提供できることに。
小白川キャンパス(山形市)の「生協食堂テール」で、1限の授業が始まる前の午前8時~8時半、毎日先着150人の新入生に提供する。
物価高騰で食費を節約したり、そもそも朝食をとる習慣がなかったりする学生が一定数いることが、背景にある。また、新入生の中には、新生活に慣れる前に生活リズムを崩し、授業に出なくなる人もいるのが課題だった。
プロジェクトを提唱した中村文子・人文社会科学副学部長は「健康的な生活には朝食の摂取が大切。新入生には朝からリズムを整え、いきいきと学生生活を送ってほしい」と話す。
提供期間は連休明けの5月9日までだが、利用状況や学生の感想などをふまえ、地域の企業と連携するなどしてプロジェクトの拡大を検討するとしている。
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- 【視点】
私が所蔵する大学でも,20年ほど前から10年間ほど新入生に学生食堂で無料の朝食を提供するという取り組みを行ったことがある。目的は経済的支援というばかりではなく,山形大学と同様,新生活の生活リズムに慣れるサポートもあった。そしてもう一つ,教員
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