和歌山県・岸本知事が倒れ、意識不明の重体で搬送 前日には万博オープニング行事で神輿かつぐ
14日午前10時15分ごろ、和歌山県の岸本周平知事(68)が和歌山市内の知事公舎で倒れているのが見つかり、意識不明の重体で病院に搬送された。 県によると、集中治療室(ICU)で治療を受けている。 県職員が連絡が取れず、岸本氏の公舎に様子を確認に行ったところ、室内で岸本氏が倒れていたという。 前日13日には、開幕した万博の関西パビリオン和歌山ゾーンでのオープニング行事に参加。はっぴ姿で紀州東照宮・和歌祭の大神輿を担いでいた。 岸本氏は1956年生まれで和歌山市出身。東京大を卒業後、旧大蔵省に入った。2009年の衆院選で初当選し、5期目の22年に辞職。知事選に無所属で立候補し、自民と立憲民主、国民民主各党の推薦を受け初当選した。