日本「難民認定の壁」 企業とマッチングで“就労ビザ取得” NPOが支援
WELgee代表・渡部カンコロンゴ清花さん
「具体的な事業や企業の目指す方向性を一緒に担ってくれる人材」
「就労によって社会的な自立・活躍と、法的な在留資格という足場を作る」
「彼らが歩める道筋はいくつも増える」
Nさんは50社以上を受け、去年、IT企業にプログラマーとして就職しました。今年4月には就労ビザも取得し、妻を日本に呼ぶめども立ちました。
Nさんは「彼らが支えてくれたおかげで、私の人生が再び軌道に乗ったんです」といいます。
「仕事仲間であり友人、気軽に会話できる存在」と話す会社の同僚も、Nさんにとって大きな存在です。母国でIT関係の仕事をしていたNさんは、“即戦力”として活躍しています。
シティコンピュータ・川原 雅友社長
「IT関係にもっと力を入れていきたいと感じていて(彼の存在が)会社の強みになるんじゃないかなと」
「(難民申請中の人を受け入れることは)やってみたらそんなに難しくないので、一歩踏み出してほしい」
“難民認定を待つ人材”を、“企業で活躍できる人材”に。難民認定の少ない日本で新しい取り組みが始まっています。
Nさん
「幸せです」
「ここで働く…大好きです」