15日の福岡空港国内線ターミナル。
何やら人だかりができていて多くの人がカメラを向けています。
その先に何があるのかというと…人気アニメのポケモンです。
福岡市で16日からポケモンGOの大型リアルイベントが開催されます。
国内だけでなく世界からもファンが集まるイベントで、数十億円規模の経済効果も期待されています。
16・17日開催「ポケモンGOワイルドエリア:福岡」
本田奈也花アナウンサー「福岡市中央区の舞鶴公園です。あすからポケモンのイベントが始まるということで、着々と準備が進められています」

16日と17日の2日間、福岡市で開催されるのは、「ポケモンGOワイルドエリア:福岡」です。

「ポケモンGO」は、GPSの位置情報を活用したスマホゲームで、実際の街を歩きながらアイテムを集め、画面上に現れるポケモンを捕まえたり、対戦させたりします。
全世界にポケモントレーナーと呼ばれるファンがいて、ダウンロード数は10億件を超えています。

ナイアンティック ライブイベント統括・三宅那月さん「今回全く新しいイベントのフォーマットで、かつ九州地方で初めてポケモンGOのライブイベントを開催するということで福岡市・福岡県のみならず、世界中のいろんな国・地域の方々にお越しいただく予定のイベントになっています」
仙台市で開催されたイベントは74億円の経済効果

今年5月に仙台市内で開催された「ポケモンGOFest」には、4日間で約6万8000人が参加。
このうちの91%は仙台市以外からの参加でした。
経済効果は「買い物」が約28億円、「飲食」が約20億円、「宿泊」が約6億7000万円で、合わせて74億円だったと試算されています。

本田奈也花アナウンサー「福岡空港国内線の到着ロビーです。こちら、ご覧ください。ポケモントレーナーを出迎えるため、壁一面にポケモン、そして福岡の観光名所が描かれているんです」

大阪府からの参加者「いや、ポケモンのためなら。今回初めて出るポケモンもいるので、それをみんなで協力して捕まえたいなと思います」

神奈川県からの参加者「遠方のフレンドとも会えるので、それで来ました。前回の仙台も参加しました。紫のポケモンが新登場するので、それを捕まえるのが楽しみです」
東京都からの参加者「ポケモンをやっている身としては、イベントがあったら絶対に行きたい。福岡はご飯がおいしいから、観光もしたいなと思って来ました」