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今日のNHKスペシャルは本当にみんな見たほうがいい。日銀が日本国債購入量を減らす方向へと舵を切ったがために、財務省の現場は大混乱している様子がよくわかった。ドバイにまで飛んで財務官僚が日本国債セールス行脚に明け暮れる。しかし海外機関投資家は日本の対GDP比で巨額の赤字について指摘をして、どうやって赤字を減らしていくのか財務省の若手官僚に冷酷に問いただす。そこで出た返答が日本国債の所有者の大半が国内だとかいうネット上でよくみかけるリフレ派たちが異次元の金融緩和を正当化してきた言い訳。まさか財務省官僚までもが、財政赤字の理由を根拠もあやふやな陰謀論に近い言説で海外機関投資家達にたいして説明しているとは衝撃的な内容だった。日本の財政の番人である財務省の役人でさえ、巨額の赤字をどうやって削減していくのか見当もつかないのが実情なんだろう。 10年以上も続けられてきた異次元の金融緩和の弊害が今になって急激に表れてきている。若かりし頃の植田日銀総裁がおっしゃたように、幸運をあてにして今までの赤字国債漬けの国家財政運営がもはや続かないことは今回のトランプ関税ショックを見ても明らかである。日銀はこれからも相当なタカ派路線で行くのは明らかだろう。トランプショックでも利上げは続く。