新日本フィルハーモニー交響楽団 NOTE班

新日本フィルハーモニー交響楽団公式NOTE好評連載中!岡田友弘「オトの楽園/楽員天路歴程」 、腰野真那「楽員名鑑/音楽をちがう面から見てみよう」 、 城満太郎「僕のレンズで見た世界」 、原田遼太郎「すみだ今昔さんぽ」 、 山口尚人「編集後記《壺中の天》」

新日本フィルハーモニー交響楽団 NOTE班

新日本フィルハーモニー交響楽団公式NOTE好評連載中!岡田友弘「オトの楽園/楽員天路歴程」 、腰野真那「楽員名鑑/音楽をちがう面から見てみよう」 、 城満太郎「僕のレンズで見た世界」 、原田遼太郎「すみだ今昔さんぽ」 、 山口尚人「編集後記《壺中の天》」

マガジン

  • 腰野真那「音楽をちがう面から見てみよう」

    8本

    パーカッション腰野真那がお届けする、作曲家の好物や曲にちなんだ「もの」や「こと」に焦点を当てたコンテンツ。偉大な作曲家ゆかりの食べ物たちに出会ってみたり、歩いてみたり。結局は腰野のスキなことを違った角度から楽しんじゃうシリーズです!

  • 岡田友弘コラム「オトの楽園」

    75本

    新日本フィルnote唯一の大真面目コンテンツ、岡田友弘「オトの楽園」。「すごい読んだ感」だけを追求して音楽にまつわるエトセトラを書き綴ります。 岡田友弘SNS:okajan2018new

  • 僕のレンズで見た世界

    6本

    コントラバス城満太郎が、音楽やその周りの風景を写真で紹介するマガジンです。 城のレンズを通した世界を、城の言葉と共にお届けします。 ステージ裏や、リハーサルの様子、ホール周辺の街並みなど、奏者目線の写真をお楽しみください。

  • 新日本フィル楽員名鑑!

    11本

    新日本フィルの楽団員の《日常》にスポットを当てた「新日本フィル楽員名鑑!」。日頃ステージで演奏している姿しかお見せすることのない新日本フィルの団員たちの「素の素顔?!」をひたすら追いかけます!

  • 新日本フィル楽員天路歴程

    0本

    「The・温和」な指揮者/コラムニストの岡田友弘が、百戦錬磨にて百花繚乱それでいて馬耳東風な演奏家が跋扈する新日本フィルに乗り込み、奏者たちと真っ直ぐな音楽談義を繰り広げます!

記事一覧

    • 固定された記事

    オーケストラの「花形」それは・・・オーボエ!

    新日本フィルnoteではダントツの情報量「岡田友弘《オトの楽園》」。《たまに指揮者》の岡田友弘が新日本フィルの定期に絡めたり絡めなかったりしながら「広く浅い内容・読み応えだけを追求」をモットーにお送りしております。今回は9月24日、25日に開催される「第1回・すみだクラシックの扉」から、演奏会でフィーチャーされる「オーボエ」についてのよもやま話。今回は作曲家の膨大な情報をお伝えするスタイルではなく、公演プログラムノートではなかなか触れることができないようなライトな内容となって

    • 固定された記事

    オーケストラの「花形」それは・・・オーボエ!

    • 春だ!! ロマンだ!! 室内楽だ!! (後編)

      前回は前半プログラムメインのメンデルスゾーン作曲「弦楽四重奏曲第3番」と、後半プログラムメインのシェーンベルク作曲「浄められた夜」についての、私個人の想いについてお話しました。 後編では、今回のプログラム全体を通して、どのような意味を持つものだと私が考えているか、お話していきましょう。 文学と音楽 ここで、今回の室内楽シリーズのプログラムをおさらいしてみましょう。 プログラムを決めるにあたり、多くのことを悩みました。 なにしろ、ヴァイオリンの入っている室内楽曲は、ありが

      春だ!! ロマンだ!! 室内楽だ!! (後編)

      • 春だ!! ロマンだ!! 室内楽だ!! (前編)

        はじめまして。 2024年6月に2ndヴァイオリンの正団員として新日本フィルハーモニー交響楽団に入団しました、玉井元と申します。 この時点で様々な憶測が飛び交ったことでしょう。 「たまい はじめ?」 「たまい げん?」 正解は、「元」と書いて「つかさ」と言います。イニシャルはT.T。名優、武田鉄矢さんと同じです。これを機に、是非覚えていただければ幸いです。 さて、新日本フィルの数ある演奏会シリーズの1つ「室内楽シリーズ 楽団員プロデューサー編」。2025年の4月の会は

        春だ!! ロマンだ!! 室内楽だ!! (前編)

        • 私の見たアブダビ 〜瀧本千晶 編〜

          いつ頃だったか、新日本フィルの長期スケジュールに「アブダビ公演」と入っているのを発見。 アブダビ? アブダビってどこ?まず国名?市? あまりにも知識がなさすぎて、そんなところからスタートしました。 そして2月になり、いざ出発! どんなところなのかな。わくわくしながら未知の国へ。 アブダビで私がまず気になったのは建物。 東京のように所狭しと続いているところもあれば、広い土地の中に高い建物がぽんぽんと現れることも。 とにかく土地に余裕があって、まるでそこに観葉植物を植

          私の見たアブダビ 〜瀧本千晶 編〜

          • 私の見たアブダビ 〜佐古健一 編〜

            こんなに穏やかな国民を、僕は知らない。 2025年の2月。 少し、世界の見え方が変わった。 そんな旅だった。 旅をすると人生観が変わる。 よく聞くセリフだ。 そうそう簡単に人生観が変わってたまるか。 己の人生を見つめたいなら、四畳半で結跏趺坐して己と向き合うべきだろう。 とまでは思ってないにしても、半信半疑だった。 久しぶりの海外だった。 アラブ首長国連邦(UAE)を構成する一つ、アブダビ首長国。 アブ・ダビとは「ガゼルの父」という意味なんだそうな。 100年前に世界を変

            私の見たアブダビ 〜佐古健一 編〜

            • 私の見たアブダビ 〜城満太郎 編〜 ②

              アラビア文化にこれまで触れる機会の少なかった1人の日本人が6日間のアブダビ生活をどのように過ごしたのか。新日本フィルnote班での拙稿『僕のレンズで見た世界』のように写真とともに振り返ってみたい。 さて、前回の『私の見たアブダビ 〜城満太郎・前編』ではアブダビ文化ツアーでのアブダビ文化遺産村を訪ねたところまででした。そのあと我々は次の目的地シェイク・ザイード・グランド・モスクに向かいます。そのすばらしさに圧倒された感動を文章と写真で少しでもお伝えできれば幸いです。 新日本

              私の見たアブダビ 〜城満太郎 編〜 ②

              • 私の見たアブダビ 〜城満太郎 編〜 ①

                遡ること1年ほど前に長期計画表に現れた「アブダビ公演の可能性」の文字。(実際にはもっと前から交渉は続いていたと思いますが) 諸々の調整が済み団員の元に2025年の2月にAbu Dhabiへの海外公演が正式に決まったと発表があったのが昨年の夏頃であったと記憶している。 ドイツで学生生活をしていたこともあり、ヨーロッパ方面の国々へは馴染みが深かったのだが中東アラブ諸国への上陸は初めてだ。そんな私が一番アラブ文化に近づいた瞬間といえばリムスキー=コルサコフの『シェエラザード』をオ

                私の見たアブダビ 〜城満太郎 編〜 ①

                • 餅と第九とマツケンサンバ

                  餅と第九とマツケンサンバ 先日、仕事帰りのコンビニで切り餅を買ってみたんです。1kg。 おそらく人生で初めて自分で買った、餅。 ちょっと重くて、ちょっと後悔。 餅のおかげでいつもよりカロリーを消費しただろうと、帰宅したのは深夜だったけど食べることにしました。 白くてかたい直方体をトースターに1つ入れると、数分でぷっくり膨らみ、やわらかな餅肌が割れ目からこんにちは。 焼きたての餅に醤油を数滴ジュワッとかけて、海苔に包んで、すかさず口へ。 5分で幸せ、はい優勝。 そう

                  • 「動機を探せ!」(第3回)・・・年末スペシャル「動機を数えろ!!」〜ベートーヴェン《第九》第2楽章

                    動機に開眼したキッカケ 「楽曲は動機とその変容でてきている」とある時期から僕は強く意識するようになった。 それは才能豊かでよき人柄の作編曲家や実演家との交流や対話の賜物だ。また「指揮をするなら作編曲を知った方が良い」とアドバイスしてくれた方々の言葉が頭の片隅にこびりついていたからだ。そこで数多の「作曲法」の書物を読み漁った。あくまで「指揮をするため」であって「曲を書きたい」と思うことはなかった。僕のような凡才、無能がバッハやベートーヴェン、モーツァルトやブラームスのような

                    「動機を探せ!」(第3回)・・・年末スペシャル「動機を数えろ!!」〜ベートーヴェン《第九》第2楽章

                    • 「今何度!?・・・そうね、5度!」〜ベートーヴェン「第九」冒頭の音程のハナシ

                      前回の「オトの楽園」で「音楽の三要素」の話をした。「リズム」「音程(またはメロディー)」「ハーモニー」の3つが音楽の基本的な構成要素として大切だということは、前回の記事を読んだ方にはお分かりいただけたと思う。 今回も少しだけ、そのなかの「音程」にフォーカスしてみたい。 「音程」とは「音と音の間の隔たり」のことをいう。英語で「インターバル」とよばれるものだ。しかし一般的には「あいつの歌は音程が悪い(もしくはない)」みたいに使われる。この場合の音程は確かに「音と音の隔たりが適

                      「今何度!?・・・そうね、5度!」〜ベートーヴェン「第九」冒頭の音程のハナシ

                      • 「動機」を探せ!(第2回)〜ベートーヴェン《交響曲第7番》第2楽章に通底する「リズム動機」

                        動機(モティーフ)についての基礎知識 「音楽の三要素」といわれているものがある。それは「リズム」「音程(またはメロディー、旋律)「ハーモニー(和音、和声)」とされている。 「時間芸術」「瞬間芸術」とされている音楽が、この3つの要素だけでできているわけではないのだが、それでもこの「音楽の三要素」は音楽の中で大きな存在だ。僕のような立場のものが大勢のオーケストラを合奏し、ひとつの方向にナビゲーションする、言い換えれば「全体を揃える」時に気にすることはこの「三要素」によるところ

                        「動機」を探せ!(第2回)〜ベートーヴェン《交響曲第7番》第2楽章に通底する「リズム動機」

                        • 一隅を照らすシリーズ#5〜「その一発はQue sera, sera」…ブルックナー《交響曲第7番》アダージョのシンバル

                          ヒッチコック監督の映画《知りすぎていた男》 「鳥」「サイコ」「北北西に進路を取れ」などで知られるヒッチコック監督作品に「知りすぎていた男」(1956年)という映画がある。この映画が僕にとってはヒッチコック監督の作品を「意識して」観た最初の作品だった。 ジャンルとしてはサスペンスになるのだろうか、ヨーロッパを旅行し、その足でモロッコを訪れたアメリカ人医師と元歌手の妻、一人息子が国際的な陰謀に巻き込まれてしまうという物語。イギリスの諜報機関の男が陰謀を企てる組織に殺害され、主

                          一隅を照らすシリーズ#5〜「その一発はQue sera, sera」…ブルックナー《交響曲第7番》アダージョのシンバル

                          • 「ラスト3(Last three)」に見えるモノ(下)

                            7・ブルックナー(全体の約27.3%) ブラームスとさほど世代が変わらず、ブラームスの死の1年前に亡くなったブルックナー。オーストリアのリンツという地方都市に生まれ、現地の教会のオルガン奏者としてキャリアをスタートさせた。音楽の都ウィーンでの活動が遅かったこともあり、彼は「遅咲き」の大輪の花と言える。 ブルックナーの音楽は「壮大で長大」なのが大きな特徴だ。交響曲は「0番」「00番」を含めて「第9番」まであるが、特にその音楽が宇宙的な壮大さを増すのが「ラスト3」、つまり「第

                            「ラスト3(Last three)」に見えるモノ(下)

                            • 「ラスト3(Last three)」に見えるモノ(中)

                              4・ブラームス(全体の75%) ベートーヴェンの正当後継者的な位置付けをされる作曲家ブラームス。彼の交響曲第1番は「ベートーヴェンの第10番」と評される作品だ。構想から完成まで21年を要した。決して筆の遅い人ではなかったのだが、そんなブラームスの筆を遅らせたのは大ベートーヴェン先生の存在だった。 そのプレッシャーに打ち克ち完成した1番は構成をはじめとした内容が充実しており、プロアマ問わず人気の作品だ。そんな名作を書き上げた後、重石が取れたように短いスパンで交響曲を作曲して

                              「ラスト3(Last three)」に見えるモノ(中)

                              • 「ラスト3(Last three)」に見えるモノ(上)

                                僕は今年、50歳になる。どうにかこうにか指揮や音楽に関わる仕事をし続けていることが嬉しいし、何よりも周りの人に恵まれたラッキーな人生だったのだと思う。それは自分が想像していた「未来予想図」とは違い、どちらかというと潜水艇の如く、水面下に潜み、時に水面から姿を現す。そしてまた潜航する・・・そんな半生だった。「実力と運」というのはある意味真理だと開業20年目を迎えて実感している。 なんだか人生の総括をしているかのような書き出しになってしまったが、こんな僕でもまだ「野心」も「夢」

                                「ラスト3(Last three)」に見えるモノ(上)

                                • プロはパーツから語る「世界一細かい楽器紹介」トロンボーン編#3

                                  「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」 これまでの楽器紹介 新日本フィルハーモニー交響楽団(以下新日フィル)の演奏で使っている楽器を紹介しようと始まったこの企画ですが、まず初めに新日フィル・副首席トロンボーン奏者、山口尚人に話を聞いたところで出てきた『ここがネジなんだよ』という名言により波乱の幕開けとなったバルブセクションに注目した第1回目の記事がこちら。 トロンボーンという楽器の大きな特徴である、スライド機構に焦点を当て、素材にも注目した第2回の記事が

                                  プロはパーツから語る「世界一細かい楽器紹介」トロンボーン編#3

                                新日本フィルハーモニー交響楽団 NOTE班|note
                                word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word word

                                mmMwWLliI0fiflO&1
                                mmMwWLliI0fiflO&1
                                mmMwWLliI0fiflO&1
                                mmMwWLliI0fiflO&1
                                mmMwWLliI0fiflO&1
                                mmMwWLliI0fiflO&1
                                mmMwWLliI0fiflO&1