強盗のアポ電する闇バイトに勧誘か 男逮捕

 カンボジアに渡航し「タタキ(強盗)の電話をかける仕事をする」などと、同居する男性2人に強盗のアポ電をする闇バイトに勧誘したとして、県警は春日部市に住む22歳の男を逮捕しました。

 職業安定法違反の疑いで逮捕されたのは、春日部市備後東の職業不詳 石川哲也容疑者(22)です。

 県警によりますと、石川容疑者は3月、何者かと共謀し自宅などで同居する18歳と25歳の男性に対し「タタキ(強盗)の電話をかける仕事をする」などと伝え、カンボジアに渡航して、強盗事件のアポ電をするよう勧誘した疑いが持たれています。

 石川容疑者はリクルーターとみられていて、当初、男性2人に対し「海外でクリーニングの仕事」「ホテルの清掃」と説明していましたが、最終的には「タンス預金のありかを聞いて、次の日にそれを奪いに行く」などと、強盗のかけ子の内容を伝えていたとみられています。

 警察の調べに対し、石川容疑者は容疑を一部否認しているということです。

桶川市長選13日投開票

 任期満了に伴う桶川市長選挙は、13日投開票が行われます。

 桶川市長選挙に立候補しているのは、届け出順に、4回目の当選を目指す現職の小野克典氏(56)と、元市議で新人の岡野千枝子氏(68)のいずれも無所属の2人で、12年ぶりの選挙戦は現職と新人の一騎打ちとなっています。

 桶川市長選挙は13日投票が行われ、即日開票されます。

渡良瀬遊水地クリーン作戦

 埼玉県加須市と栃木、群馬それに茨城の4県にまたがる渡良瀬遊水地を保全しようと、12日、地元の人たちによる清掃活動が行われました。

 渡良瀬遊水地は広さ3300ヘクタールに及ぶ日本最大級の遊水地で、2012年には水鳥などの生息地として、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に登録されました。

 12日は、遊水池がまたがる4つの県の住民らが7つの地点で一斉に清掃活動を行い、加須市では、地元のスポーツチームに所属する子どもたちなどおよそ300人が参加しました。

 子どもたちは、渡良瀬遊水地の豊かな自然環境を将来に向け守り続けていこうと、空き缶やプラスチックごみなどを懸命に拾っていました。