”いじめ問題”第三者委の報告書公表せず 岐阜 神戸町教委
神戸町教育委員会は、第三者委員会の報告書がまとまったことについて、「この状況を重く受け止め、お子様と保護者の思いに寄り添い、丁寧に支援してまいります。子どもたちの心身の安全安心が担保される、いじめのない教育環境づくりに努めてまいります」などとコメントしています。
一方で、第三者委員会の報告書は公表していません。
いじめの調査に関する国のガイドラインでは、「特段の支障がなければ公表することが望ましい」とされていますが、町教育委員会は、「さまざまな関係者がおり、第三者委員会の意見も踏まえて総合的に判断した」と説明しています。
また、町教育委員会は、保護者と代理人の弁護士にも報告書を渡さず、書き写すよう求めたということで、保護者らが数時間以上かけて手書きで写したということです。
これについては、「個人情報が記載されているので、閲覧してもらいメモをとってもらう形にした」などとしています。