当サイトにはアフィリエイト広告が含まれます。なおレビューは私の感想を書いており、内容を指示するご依頼はお断りしています

【PixAI】AI画像生成の品質向上:Loraの活用と追加学習の実践

AI技術の進化に伴い、画像生成の分野でもその威力を発揮しています。特にLoraを利用した画像生成は、手軽に高品質なイラストを作成できるツールとして注目されています。

本記事では、PixAiでLoraを用いて画像生成を行う際のポイントや実践方法について詳しく解説します。

Lora用画像の準備

Loraを成功させるための画像の条件は以下の通りです

  • サイズ:1024px以上
  • 背景色:白(透過はしない)
  • キャラクター:映っているキャラはひとりだけにする

この条件を満たすために、画像の背景をすべて塗りつぶす作業にかなりの時間を費やしました。画像サイズを大きくしたり、背景を塗りつぶしたりするために、アイビスペイントというアプリを利用しました。

Lora生成イラストの品質確認

左がChatGPTで生成したオレンジの髪の少年の画像で、右がその画像をもとにPixAIでi2iを使って生成したイラストです。似ているけど、どこか違う感じがします。加筆修正をしっかり加えれば以下のような仕上がりになります。

普通に描くよりは圧倒的に楽なので、すでに使えそうではありますが、もっと似せたいので追加学習を試してみることにしました。

追加学習用の画像作成

AIの画風に慣れてもらうため、何枚か自分で描いてみたり、もう少し公式画像を集めたりしました。特に、Dゲイザーや髪飾りが無い画像を中心に集めました。

追加学習の実施

PC版のLoraを選択すると「+ 学習」というボタンが表示されるので、ここから追加学習ができるかもしれません。「過去のデータセットからインポート」を使うと、アップロードし直す必要がなくなるので画像選択が楽になります。

完了したのを確認したところ、追加学習をしたり、バージョン2ができたりするわけではなく、別のLoraとして作成されました。これらの紐づけ方法は不明です(゜-゜)。

Loraバージョンの差分確認

左からChatGPTで作った元絵、1回目のLora、2回目のLoraです。正直、差はよくわかりません。

モデル表紙画像の変更

PC版ではモデル表紙を変更できるらしいので、実際に生成した画像に変えてみました。

モデル表紙を変更することで、利用時のイメージがしやすくなりますね。

まとめ

Loraを使って画像を生成するためには、適切な画像の準備が重要です。アイビスペイントを活用して背景を塗りつぶし、キャラクターを一人にすることで、質の高い画像を作成できました。

さらに、PixAIでi2iを使って生成したイラストを加筆修正することで、より理想に近い仕上がりになりました。Loraの精度を高めることで、今後さらにクオリティの高い画像を生成することができるでしょう。