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伊藤詩織さん、監督映画で謝罪 映像無断使用で、弁護士の指摘受け

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ジャーナリストの伊藤詩織さんが監督したドキュメンタリー映画について、記者会見する(左から)西広陽子弁護士、佃克彦弁護士、角田由紀子弁護士=20日、東京都千代田区の日本外国特派員協会

ジャーナリストの伊藤詩織さんが監督したドキュメンタリー映画について、記者会見する(左から)西広陽子弁護士、佃克彦弁護士、角田由紀子弁護士=20日、東京都千代田区の日本外国特派員協会

 ジャーナリストの伊藤詩織さんが自身の性被害を題材に監督したドキュメンタリー映画「Black Box Diaries」を巡り、映像の無断使用などの問題を指摘してきた弁護団が20日、東京都内で記者会見し、改めて映像の削除や修正などの対応を求めた。伊藤さんは同日、「(映像使用の)承諾が抜け落ちてしまった方々に心よりおわびします」と謝罪する声明を発表した。

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 その上で、映画を修正する意向を示し、「最新バージョンでは個人が特定できないように対処します。今後の海外での上映についても差し替えなどできる限り対応します」と表明した。

 会見を開いたのは、伊藤さんが元テレビ局員からの性被害を訴え、勝訴した民事裁判で代理人を務めた西広陽子弁護士と、今回西広氏の代理人を務める佃克彦弁護士ら。昨年10月にも会見し、現場になったホテルの防犯カメラ映像や、情報提供者の捜査官らの映像が許可無く使われていることなどを批判していた。

 特に防犯カメラ映像は、伊藤さんと西広氏が「裁判でのみ使用する」とホテルに誓約し、証拠として裁判所に提出されたもの。20日の会見で佃氏は「(誓約違反があると)将来、性被害を受けた人が(ホテルから)裁判に協力してもらえなくなるかもしれない。将来の被害者の救済の道をふさいでしまう」と訴えた。

 この点について、伊藤さんは声明で「さまざまな批判があって当然だと思います。それでも公益性を重視し、使用することを決めました」とし、修正の対応については言及しなかった。

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