鉄道博物館に東武鉄道の車両搬入

 JR東日本がさいたま市に開館した鉄道博物館で4月5日から始まる東武博物館との連携企画を前に、31日、東武鉄道の車両が搬入されました。

 31日、鉄道博物館に搬入されたのは、東武鉄道8000系8500型8577編成の車両です。

 8000系は、1963年に使用が始まり現在も東武アーバンパークラインで使用されている東武鉄道を代表する通勤車両です。

 鉄道博物館と東武博物館では、鉄道文化の魅力発信を目的に2023年度から東武博物館の資料を鉄道博物館で特別公開したり相互の博物館に学芸員や職員が出向き特別講演会を開催したりしてきました。

 今回、その連携企画の一環として、東武鉄道の車両を展示することになりました。

 終電後から始まった移送が無事に完了すると作業を終えた関係者には安堵の表情が見られました。

 鉄道博物館と東武博物館連携企画は、今週の土曜日、4月5日から5月19日まで開かれます。

県児童虐待重大事例検証委員会 再発防止に向け提言

 4年前に川越市で、自宅の浴槽で出産した男の赤ちゃんが放置され死亡した虐待事件などを受け、県は31日、県や市町村に対して再発防止策などを提言する検証委員会の報告書を公表しました。

 2021年8月、川越市のアパートで当時25歳の母親が湯を張った浴槽で男の赤ちゃんを出産したまま放置して死亡させ、その後、遺体をクローゼット内に遺棄した事件。

 検証委員会は、母親は妊娠や出産の情報をスマートフォンで検索していたものの、自治体の保健センターや県の相談窓口などの利用はなかったと指摘しました。

 そのうえで、県や市町村は多くの人が利用し目に触れる機会が多いSNSを通じた周知・啓発を積極的に行うべきと提言しています。

 一方、2021年9月、春日部市の自宅で当時20歳の母親が泣き止まない生後4か月の女の赤ちゃんをベビーマットにたたきつけ、外傷性脳障害で死亡させた事件。

 検証委員会は、母親が未婚であり妊娠について不安や戸惑いがあったことで、養育に大きな困難を抱えたり虐待につながったりするリスクへの認識が十分ではなかったと指摘しました。

 そのため、県や市町村は妊娠を届け出る際の情報収集や整理を含め必要な支援につなげるため、市町村の母子保健担当部署の職員を対象とした研修会を定期的に実施することなどを改善策にあげています。

美里町・神川町・上里町 合同記者で各町に魅力発信

 児玉郡町村会を構成する美里町、神川町それに上里町の3つの町が、それぞれの魅力や取組みなどをより多くの人に伝えようと31日初めて合同記者会見を開きました。

 児玉郡にある美里町、神川町、上里町の3つの町は、それぞれ記者会見を開いてきましたが出席者も少なく、情報の周知が課題となっていました。

 このため児玉郡町村会を構成する3つの町の結束力の向上や、それぞれの魅力、それに取り組みなどをより多くの人に伝えようと合同記者会見を開きました。

 合同で記者会見を開くのは今回が初の試みで、会見では、それぞれの豊かな自然や農作物、文化など地域の魅力の発信、各自治体の今年度の取組みなどが発表されました。

 次の合同記者会見の日程などは決まっていませんが、今後も意見交換会などを通じて、児玉郡町村会の結束を目指すことにしています。

埼玉政財界人チャリティ歌謡祭に感謝状

 テレ玉が毎年、元日に放送している「埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」で、今年度寄せられた募金を県の文化振興基金に寄付したことを受け、大野知事から感謝状が贈られました。

 贈呈式には、チャリティ歌謡祭実行委員会を代表してテレ玉の川原泰博社長らが出席し、大野知事から感謝状を受け取りました。

 「埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」は、テレ玉が1992年から元日に放送している特別番組で、出演者から寄せられた募金など100万円を毎年、県に寄付しています。

 これまでの累計は、今回で3400万円となりました。

 文化振興基金は、県内の文化団体の活動や福祉施設でのボランティア演奏会の支援などに役立てられます。

熊谷桜堤で“さくら祭り”

 3月27日に開花した県内有数の桜の名所、「熊谷桜堤」では、さくら祭りが行われていて多くの人でにぎわっています。「さくら名所100選」の1つにも選ばれている「熊谷桜堤」。

 荒川の土手沿いに2キロにわたっておよそ500本のソメイヨシノが植えられています。

 現在、さくら祭りが開催中で、31日も親子連れなど多くの人の姿が見られました。

 さくらの開花状況は、まだ3分咲きから5分咲きほどですが、今週末には満開を迎えるということです。

 また、菜の花が見ごろを迎えており、桜のピンク色と菜の花の黄色のコントラストも楽しむことができます。

 「熊谷さくら祭り」は4月8日までで、期間中は午後6時から9時までライトアップが行われ、夜桜も楽しめます。

2024年の遺失物・拾得物 前の年より増加

 去年1年間に県警が取り扱った落とし物や拾い物の件数は前の年より増加したことがわかりました。

 県警会計課のまとめによりますと、去年1年間に県警が受理した財布などの遺失届はおよそ19万5000件で前の年より5000件あまり増えました。

 このうち、現金の遺失届は15億4000万円あまりで、1件あたりの最高額は1000万円でした。

 一方、拾ったものなどを届ける拾得届はおよそ99万件で6万件あまり増加し、平成元年以降の統計で最多件数となりました。

 最近の遺失届と拾得届には「マイナンバーカード」が増えていると言うことで保険証としてマイナンバーカードを所持する人が増えたことが要因とみています。

 県警会計課は「お手回りのものを無くさないよう配慮していただき、遺失物を見つけたときは届けてほしい」と呼びかけています。