【笠間市】大正の本格レンガ造トンネル  (通称:小泉アーチ橋)

 図書館で調べものしてたら気になるもの発見。笠間市に大正期に作られた本格的なレンガ造りのトンネルがあるらしい。トンネルとは書いてみたが、史料では「小泉アーチ橋」と書いている。常磐線が通っているので「橋」なのだろう。上からみたら橋だが、下からみたらトンネルだろう(笑)

 さて、このトンネル、通称「小泉アーチ橋」とやらについてだが、資料を引用する。


 大正11年9月に竣工。煉瓦・石造の小規模なアーチ橋である。アーチ部分には煉瓦が用いられ、半円状のアーチを描いている。煉瓦は長手積みが採用されている。線路を支える土台部分には綺麗に整形された石が用いられ、切手積みがなされている。 切手積みの部分は非常に精度が高く、比較的最近になってから組み直された可能性が高い。
 小泉アーチ橋は、煉瓦ならびに石の部分はほとんど損傷なし、大規模な改修工事が行われたことが想定される。また煉瓦と煉瓦の間にはいくつかの補修した跡が散見される。
 このように小泉アーチ橋は建設年代こそ大正11年であるが、拡幅工事に加え、何度も改修・補修がほどこされており、建設当時の外観を見せているとは言い難い(中野茂夫)

                資料:「茨城県の近代化遺産」/茨城県教育委員会








当時の外観とは言い難い・・・・。






一気にやる気が失せたが、とりあえず見に行ってみる事にした。

しかし探そうにも場所が不明。ヒントすら無かった。

名称が「小泉アーチ橋」であるので地名の「小泉」を探した。しかし「小泉」という地名は無い。南小泉はあるんだけれども。

そこで南小泉の北だろうというテキトーな考えで行ってみたら、発見!なんとミラクルだ。






これがその小泉アーチ橋である。

資料では「当時の外観とは言い難い」とバッサリ斬られているけど、でも大正時代のレトロ雰囲気はあります。なかなか風情があります。そして、思ったよりもデカイ。


茨城じゃなかなか見る事ができない本格的なレンガ造のトンネル。これは貴重だ(*'▽')こんなのよく残っていたなと。





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レンガをふんだんに使用している  ↓ ↓
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しかし、トンネル内の落書きがそのレトロな雰囲気をぶち壊している。

どうしてヤンキーってトンネルとかガード下に落書きしたがるのでしょうかねぇ~( 一一)

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動画も撮影してきました。
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 で、資料に書いてあるんだけれでも、ひたちなか市に明治30年の隧道があるらしい。まさかの明治!しかもひたちなかに??なかなかひたちなか(※キャッチフレーズ)は本当なのか!?(笑)あとは「湊線に残る近代遺跡洞門」・「日立市宮田川水抜きアーチ橋」なんてのもあるらしい。

 ひたちなかの隧道はこれから行ってみる予定ですが、まだ見てないのでどんなのか楽しみですね。大した事なかったら何事もなかったかのようにボツですが、更新できる事をいのります(爆)


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