1. 日程
2014年9月29日(月)午後 ~ 10月 1日(水)
シンポジウム開催期間中に懇親会、及びエクスカーションを実施する予定です。詳しくは、6.、8.を参照してください。
2. 会場
長野県上松町公民館 3階大会議室
〒399-5607 長野県木曽郡上松町小川1706
JR中央本線上松駅下車、徒歩10分
3. 特別講演
前原裕之(東京大学大学院 理学系研究科 木曽観測所)
「木曽観測所105cmシュミット望遠鏡の自動観測システムとリモート観測への対応」
内容:東京大学木曽観測所の105cmシュミット望遠鏡は、2013年度に制御系の更新を行い、ポインティング精度や駆動スピードなどが向上したほか、観測支援のための気象センサーのデータのみから観測の開始・中断・終了の条件を判定できるようになったこと、外部への接続回線が高速化されたことで、KWFCのデータを現実的な時間内でネットワーク経由で転送できるようになったことから、自動観測・リモート観測を行なうための仕組を構築し、10月からの共同利用観測において公開予定である。講演では自動観測・リモート観測システムの概要と観測運用の状況を紹介する。
川口則幸(中国科学院 上海天文台)
「中国における大口径電波望遠鏡の開発と東アジアVLBI観測」
中国科学院では北京国家天文台が500m電波望遠鏡(FAST)を建設中で、上海天文台では65m電波望遠鏡の建設を終了し一部観測装置を使用して観測を開始するとともに近い将来の運用を目指した装置開発を進めています。本発表では、この現状の概要を報告するとともに、現在最も大きな技術課題になっている上海65m鏡の鏡面制御について詳しく報告したいと思います。また、報告者が現在研究活動を進めている上海天文台の余山新キャンパスについての紹介も時間があれば述べさせていただきます。
4. 発表
- 発表形態
- 口頭 + ポスター(世話人推奨)
口頭発表のみ
ポスターのみ - 発表時間
- 口頭発表17分、質疑応答3分
- 申込数によっては口頭発表時間の変更もありますので、予めご了承ください。
- 口頭発表とポスターを組み合わせることによってディスカッションの機会が増えます。
- 講演用にノートパソコン(OS:Win8.1、MicrosoftPowerPoint2013 インストール済)を 用意いたします。トラブルを防ぐためなるべく備え付けPCをご利用願います。
- 原則として一人一題目での発表ですが、申込数が少ない場合はポスターに限り複数題目を認めることもありますので、ご希望される方は予めご相談ください。
5. 集録原稿
- 書式:A4縦、4枚以内、余白は上下左右20mm、本文文字サイズは10.5ポイント
- ファイル形式:Microsoft Wordファイル、または PDFファイル
※ パワーポイント等のコピーは不可です。 - 提出期限:2014年10月24日(金)
※毎年提出期限を過ぎる方が多数いらっしゃいます。期限厳守でお願いいたします。
6. エクスカーション
見学施設
東京大学大学院 理学系研究科付属 天文学教育研究センター 木曽観測所
見学スケジュール(案)
時刻に関しては変更の可能性が有ります。
10月1日(水)
- 13:00 上松駅 or 上松町公民館出発
- 14:00 木曽観測所 見学
- 15:00 木曽観測所 出発
- 16:00 上松駅 or 木曽福島駅到着
7. 参加費・旅費
参加費はお茶代として300円を徴収させていただきます。
旅費につきましては、若干の用意がございますが、申込多数の場合はご要望にお応えできない場合もありますので、予めご了承ください。
8. 懇親会
懇親会(会費4,000円程度)は1日目の講演終了後に講演会場にて行う予定です。
9. 宿泊
宿泊は各自手配の程お願いします。(参考:上松町観光協会 、木曽町観光協会)
※宿泊施設が手配できなかった場合、観測所施設の利用を検討いたしますので、世話人にご相談ください。
10. 参加申し込み
締め切り期日
- 発表参加申し込み:2014年8月29日(金)
- 聴講参加申し込み:2014年9月12日(金)
- 旅費申請申し込み:2014年9月17日(水)
- 講演集録原稿提出:2014年10月24日(金)
11. 主催・後援
- 主催:国立天文台 技術系職員会議
- 後援:東京大学大学院 理学系研究科 木曽観測所
12. お問い合せ
天文学に関する技術シンポジウム世話人会
青木勉、征矢野隆夫、樽沢賢一、森由貴(以上、木曽観測所)
岡田則夫、佐藤直久、篠田一也、長山省吾(以上、国立天文台)
E-mail:gijyutsu-sympo2014@nao.ac.jp