「地元の人に一番喜んでもらえるように」胎内市が舞台の映画に出演 長谷川玲奈さん(24)が語る“故郷への恩返し” 竹下景子さんら出演の映画『おばあちゃんの秘密』
声優として活躍する長谷川玲奈さんが、地元・新潟県胎内市を舞台にした映画『おばあちゃんの秘密』に出演します。慣れ親しんだ故郷での撮影を通して、長谷川さんは何を感じ、どのように作品と向き合っているのでしょうか。地元への熱い想いと、映画への意気込みに迫ります。 【写真を見る】「地元の人に一番喜んでもらえるように」胎内市が舞台の映画に出演 長谷川玲奈さん(24)が語る“故郷への恩返し” 竹下景子さんら出演の映画『おばあちゃんの秘密』 インタビューの冒頭、地元での映画撮影について聞かれた長谷川さんは、「“地元枠”かもしれませんが、選んでいただいて本当にうれしいです」と話します。 「私が生まれ育った胎内市が映画の舞台としてピックアップされるなんて夢にも思いませんでした。本当に選んでいただいてありがとうございますという気持ちです」 桜が咲き始めた胎内市での撮影は、長谷川さんにとって特別な意味を持つものでした。「本当に慣れている環境ですし、育ってきた環境なので。本当に懐かしいなって思いました」 クランクインとなった8日は、胎内市で800年以上の歴史があると伝えられる熊野若宮神社での撮影もありました。 長谷川さんは「本当は夏祭りでにぎわう場所なのに… 屋台もたくさん出るんですよ」と、普段とは違う静かな様子に少し寂しさを感じつつも、懐かしんでいました 。 隣で話を聞いていた主演の島田愛梨珠さんも「夏祭り、いいですね」と話します。主演の親友役として出演する長谷川さんとの息もぴったりのようです。 アイドルとして活動するために15歳で親元を離れた長谷川さん。地元での撮影で、実家から撮影現場に通っているそう。 「こんなに長い期間、実家に戻ることはなかったので、うれしいですね。子どもに帰った感じですね」 一方、普段の“声の演技”とは違い、動きが付いた実写での演技には「正直、手探りではありますけど、地元ということで、いい意味で力が抜けていると思います」と、新たな挑戦への心境を語ります 。 地元での映画撮影に「故郷に錦を飾ることができるのはうれしい」と語る長谷川さん。今作でメガホンをとる今関あきよし監督は「地元の作品に出ることができるのも運。その運も才能のうち」と、長谷川さんの地元愛と才能を称賛しました 。
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