仙北 インターナショナルスクール開校へ市と運営法人が締結式

外国の子どもたちなどが通うインターナショナルスクールが、県内で初めて仙北市に設置されることを受けて、14日、関係者が集まって締結式を行いました。

仙北市役所の田沢湖庁舎で行われた締結式には、仙北市の田口知明市長とインターナショナルスクールを運営するシンガポールの法人の代表者などが出席し、協定書に署名しました。

協定では、▽スクールの開校にあたって市と法人が相互に協力することや、▽地元企業の活用や地域住民の雇用に配慮すること などが盛り込まれています。

仙北市は人口減少対策の一環として、外国人材などの定住を促そうと、昨年度からインターナショナルスクールの誘致に取り組んでいて、県内では初めての設置となるということです。

市や法人によりますと、スクールの生徒は主にアジア圏から募集し、日本人も入校できるということで初年度は仮の校舎を使って40人規模でスタートし、本校舎の建設後は更に受け入れ人数を増やして、学校には寄宿舎なども建てられる予定です。

運営法人の代表を務めるジョン・フェアロンさんは「仙北市と信頼関係を結ぶことができたのが決め手でした。市の地域経済にも貢献したい」と話していました。

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