愛知県の警察署が遺体取り違え 火葬後に判明 遺族に謝罪

愛知県の警察署が、署に安置されていた男性の遺体を、誤って別の遺体と取り違えて葬儀業者に引き渡していたことが捜査関係者への取材で分かりました。

誤って引き渡した遺体は火葬され、警察は遺族にいきさつを説明し、謝罪したということです。

捜査関係者によりますと、愛知県の西枇杷島警察署は、ことし2月、愛知県清須市の川で見つかり、署に安置されていた男性の遺体について、事件性の有無などを確認した上で遺族に引き渡す予定でした。

一方、同じ時期に別の身寄りのない男性の遺体も署に安置されていて、火葬のために葬儀業者に引き渡す際に、誤って川で見つかった男性の遺体を引き渡したということです。

いずれの遺体も事件性はなく、遺体が火葬された後に取り違えが判明したということで、警察は遺族にいきさつを説明した上で謝罪したということです。

担当者のミスとみられ、警察は再発防止に努めることにしています。

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