不来方高校と盛岡南高校を統合した「南昌みらい高校」が9日開校し、生徒数1100人を越える最大規模の県立高校が誕生しました。

(岩手県教育委員会 佐藤一男教育長)
「ここに岩手県立南昌みらい高等学校の開校を宣言いたします」
開校式では新たな校旗が県教育委員会の佐藤一男教育長から菊池勝彦校長、さらに生徒会長の中村茉莉那さんと加藤宏道さんへと手渡されました。

南昌みらい高校は県立高校の再編計画に基づき不来方高校と盛岡南高校を統合して誕生した高校です。
校舎は不来方高校を利用し、2025年度は1年生8クラス、2、3年生11クラスの合わせて30クラス1163人の生徒が通う、最大規模の県立高校となります。

式では生徒会長の2人が新たな高校での抱負を述べました。

(生徒会長 中村茉莉那さん)
「伝統や誇りを継承しながら、両校の垣根を越えて新しい視点を得ることで
先輩方よりもさらに活躍できるよう励んでいきたいと思います。」
(生徒会長 加藤宏道さん)
「私たちは新しい多くの仲間と出会えるこの日を心待ちにしていました。
輝く未来を想像できる素晴らしい学校を築けるよう励んでいく」

また音楽部が校歌を披露し、歌声で式に華を添えました。

生徒は
「県内でも最大人数の学校になるので、初めて会った人たちとも協力して
いろいろな行事を成功させたいなと思っています」
「仲良しです みんな柔道部です」
「人数が多いので雰囲気がいい。部活が一緒になるのでそれが楽しみ」

新たなスタートを切った生徒は10日から校舎での生活を始めます。