本文へ移動

長野県塩尻市の老人ホーム入所者死亡事件、長野地検が控訴を断念 

2025年4月9日 22時05分 (4月9日 22時05分更新)
長野地検

長野地検

 長野県塩尻市の老人ホームで2022年、入所者の女性を薬物中毒により殺害したとして、殺人罪などに問われた元施設職員の望月大輔被告(42)に、傷害致死罪を適用して懲役8年を言い渡した長野地裁松本支部の裁判員裁判判決について、長野地検は9日、控訴を断念したと明らかにした。
 長野地検の長沢範幸次席検事は「判決において、検察官からの主張が受け入れられなかった点は遺憾ではあるが、適切な控訴理由を見いだせなかった」とコメントした。
 判決では、被告は服用方法によっては死亡する危険性を認識していながら、自分に処方された向精神薬を女性に飲ませたと指摘したが、「犯行時に死の危険性を想起していたとまではいえない」と...

この記事・コンテンツの続きは会員限定です。
紙の新聞の定期購読者の方は、無料で会員登録できます。

中日プラスに登録すると
中日新聞電子版が利用できる
会員向け記事が読み放題
各種メールマガジンで最新情報をお届け

※紙の新聞とは、中日新聞朝刊・北陸中日新聞朝刊・日刊県民福井です。

よくある質問はこちら

関連キーワード

おすすめ情報

社会の新着

記事一覧