旭川地方裁判所に訴えを起こしたのは、2021年3月に旭川市内の公園で死亡しているのが見つかった、当時中学2年生の廣瀬爽彩さん(当時14)の母親です。
関係者によりますと、母親側は、いじめがあったにもかかわらず市が適切な対応を怠ったのは安全配慮義務違反にあたると主張して、市に対し、1億円余りの賠償を求めています。
この問題では、遺族の求めで設けられた市の再調査委員会が去年(2024年)、いじめが原因の自殺だったとする報告書をまとめています。
報告書では、市や教育委員会が当初、いじめとは認識せず適切な対応を取らなかったとして、「極めて問題だったと言わざるを得ない」などと厳しく指摘していました。
旭川市教育委員会の野崎幸宏教育長はNHKの取材に対し、「訴状が届きしだい適切に対応したい」としています。
旭川 いじめ受け女子中学生死亡 母親“対応怠った” 市を提訴
4年前、北海道旭川市でいじめを受けていた女子中学生が自殺した問題で、市がいじめに関して適切な対応を怠ったなどとして、中学生の母親が市を相手取り、1億円余りの賠償を求める訴えを起こしたことが関係者への取材でわかりました。